ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

マーラー交響曲第5番第4楽章

2022年04月30日 | 私事
現在感染者数406,252名(前日比:-12,790名)、重症者数173名(前日比:-1名)。2022年4月30日23時55分現在
重症者数173名/現在感染者数406,252名=0.043%

いよいよ本番まで1週間となり、ゴールデンウィーク中に今日を含めて5回の練習で最後の追い込みとなります。

今日は弦分奏で、マーラーの交響曲第5番の4楽章を集中的にトレーナーの先生に診てもらいました。

弦楽器だけで演奏する楽章です。
譜面面は他の楽章に比べたら格段に難しくありません。
恐らく個人練習ではまず練習しない箇所です。

一方で合奏で演奏するには格段に難しい楽章です。
管楽器に頼れない、隠れられない、弦の素の音が晒されます。

練習ではメロディを支える和音について重点的にご指導いただきました。
パート譜では単調な全音符、二分音符、時折四分音符の連続ですが、それが合わさると次々と変化する和音になり、メロディを支えて曲の色を表現していきます。

自分が和音のどの部分を弾いているのか、強めに出すのか弱めにするのか、音程を高めにとるのか低めにとるのか、オヤジもエラそうに言えませんがメンバー全員がそこまで意識して演奏しているアマオケはそうそうないでしょう。
我が所属オケも然り。
まさに個人練習ではできない練習をみっちりしていただけました。

この楽章を弦分奏で練習というと、今でも学生時代のことを思い出します。
大学2年の時、初めてのマーラーの5番でした。
御縁が合って当時世界的ヴィオラ奏者であったウルリヒ・コッホさんに診ていただく機会がありました。
さてチューニングをして練習を始めようとしたら、コッホさんからチューニングしたはずのAの音が合っていないとご指摘。
その後、延々開放弦のAの音を弦楽器全パートで合わせることになり、開放弦のAを合わせるだけで約1時間かかりました。
最終的にAが合ったとOKになった時、元が合っていなければ絶対に音楽を合わせることはできないという意のことを言われたように記憶しています。
ちなみに、そこから曲自体についてどういう指導があったかは全く記憶にございません。(笑)

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コメント
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