新聞広告

ママのおともだちの“びだいせい（美大生）”Hちゃんから“こうこく（広告）”をもらった。
“なつ（夏）”にとった“もうふ（毛布）”の“こうこく（広告）”だ！
ママ「わ～、ホンモノみた～い」
おねえ「ホントだ～」

ママ「あつかったよね～」
おねえ「おかあさんも、とってたの？」
ママ「うん。モデルさんって、すごいよね～」

おねえ「わたし、モデルになろっかな。」
ママ「…たいへんだよ。」
おねえ「なんか、たのしそうじゃん。」
ママ「…コレは、たのしかったね。」
おねえちゃんの“ゆめ”は、どんどん…ひろがっていく。

いろんなチャンスが、いろんなキモチをもってくる。
なにができるか…
なにがやりたいか…
どんどん…ひろがっていく。

庭づくり

おねえちゃんが、“こびと”のいろいろをつくりはじめた。
“ようふく”をチクチクしたり…
“こもの”をつくったり…
おねえ「“にわ”つくろうよ！」
ぼく「いいね！」
おねえ「“はっぱ”とか、もってきてさ！」
ママ「“むし”がわく。」
おねえ「え～」
おねえちゃんとぼくは…かんがえた。
つぎのひ、“がっこう”からのかえりに“こけ（苔）”をひろってきた。
おねえ「これを、ダンボールにしく！」
ぼく「ビニールしけば、いいね！」
ママ「だから…“むし”がわく。」
おねえ「え～」
ママ「そこに“にわ”をつくって、いいよ。」
おねえ「！」
ぼく「！」

おねえ「もっと“こけ（苔）”を、とってこよう！」
ぼく「そうだね！」
ママ「ヒトのとこは、ダメだよ。」
おねえ「わかった！」
おねえちゃんとぼくは、せっせと“こけ（苔）”をとってきて…“にわ”をつくった。

あまり“たいよう（太陽）”のあたらない“にわ”で、“こけ（苔）”もイイかんじ。

ちょっとした“いけ（池）”もつくって、イイかんじ。
つくったら、もう…まんぞく。
“こびと”も、もう…まんぞく。

ボウズのウサギ

おとうとの“ようちえん”で“おさらいかい（発表会）”があった。
おとうとは、ウサギの“おどり”をやった。
いろんなイミで…めだってた。

ママはわらっちゃって、ビデオがブレブレだった。
おとうとが、がんばってがんばって…うたう。
おとうとが、がんばってがんばって…おどる。
ママもぼくたちも、なんだかなんだか…わらう。

くるしいときに、このビデオをみたら…いいかも。
やるな、ボウズの“ウサギ”。

半分

おとうとの“かみ（髪）”がのびたので…カリコミました。
おとうと「ここを、こうやって！」
ママ「…わからん。」
おとうと「だから、ブィーンって！」
ママ「え、ボウズ？」
おとうと「うん、そう！」
ママ「…さむくない？」
おとうと「だいじょうぶ！」
ママ「はい、はんぶん。」
おとうと「うぉ～、かっこい～！」
ママ「かっこい～か？」
おとうと「これで、いい！」
ママ「いやいやいやいや、よくないだろ。」

ママ「はい、すっきりりん。」
おとうと「おぉ～、ボウズ！」

ママ「ボウズで、いいんでしよ？」
おとうと「うん、いい！」
ママ「…ウサギ、できるかな。」
おとうと「だいじょうぶ！」
おとうとは、“おさらいかい（発表会）”で“ウサギ”をやる。
ボウズの“ウサギ”…だいじょうぶか？

習字の効果 其の二

おにいちゃんが“しゅうじ（習字）”をならいはじめて、かわった。
“がっこう（学校）”の“しゅうじ（習字）”がたのしくなったみたい。
おにい「もっと、かきたいんだよな～」
ママ「じゃ、みんなでかく？」
おにい「よっしゃ！」

みんなで“しゅうじ（習字）”をやりはじめた。
ママ「うまくなったな～」
おにい「でしょ～」

おねえちゃんも、ながい“ことば”をかいていた。
ママ「なんで、その“ことば”？」
おねえ「なんとなく、うかんだから。」
ママ「…そうか。」

おとうと「みて～」
ママ「お、かけてるじゃ～ん」

おとうとは“ふしぎもじ（文字）”をかきつづけた。

みんな、そのうち…べつのものをかきはじめた。

おにい「シュートしてるとこ！」
ママ「…」

どうやら“ふで”や“すみ（墨）”が…いいんだな。
“にほんぶんか（日本文化）”をたのしもう！