５年生の米作り

おにいちゃんたち“５ねんせい”は、ひとりずつバケツに“おこめ（米）”をつくった。
それができたので、“すりばち”でゴリゴリやって“もみがら”をとって…たいてみることになった。
“５ねんせい”のPTAママたちが“おこめ（米）”の“たべくらべ”をかんがえてくれた。
みんながつくった“おこめ（米）”と、おみせでつくった“おこめ（米）”。
おにいちゃんたちのつくった“おこめ（米）”ができあがると…

ツヤツヤで“しん（芯）”がしっかりした“おこめ（米）”だった。
“きょねん”は、うまくできなくて…あまりたべられなかったらしい。
“ことし”は、たくさんできて…５ねんせい100にん、おかあさんたち30にんが、ひとくちずつたべられた。
“たべくらべ”をすると、“あじ”がちがうのがわかった。
うんうん、おいしい。
うんうん、“なつやすみ”に“みずやり”したのが…つたわってくる。
うんうん、おいしい。

粋な計らい

寒くなってきて、幼稚園のチャリ送迎が厳しくなってきた。
ママ「うぅ～、さむっ！」
おとうと「さむい～！」
縮こまって、キコキコしていると…
ママ「あ、キレ～！」
おとうと「なに？」
ママ「ほら、黄色～！」

おとうと「ホントだ～、こっちも～」
ママ「ホントだ、下も～」
ふと気づくと、キレイな黄色でいっぱいだった。
よくよく見てみると、キレイな紅色もあった。

ママ「神様も粋な計らいするよね～」
パパ「なに？」
ママ「春だけじゃなくて、秋にもカラフルにしてくれてさ～」
パパ「なんか、上から目線だね…」
ママ「ただ、茶色くなって散るんじゃなくて…黄色とか紅色だよ？ 洒落てるよね～」
天使の中に、色担当がいるのかもしれない…
それにしても、なかなかのセンスだ。
うっかり、寒いのを忘れちゃうぞ。