自由な朝顔

おねえちゃんが、“かって（勝手）”にうえた“あさがお”が…
わんさか、のびている。

“あさがお”は“しちゅう（支柱）”にまいて、のばしていく。
おねえちゃんは、そんなコトしないから…わんさか“じゆう（自由）”だ。
“ピンク”の“ひ（日）”…
“むらさき”の“ひ（日）”…
“あお”の“ひ（日）”…
なんでか、１にちに“ひとつ”の“いろ（色）”だけ。

“あさがお”どうしで、きめてるのかも…

ピンク　「きょうは、どうぞ。」
むらさき「つかれたから、いいよ。」
あお　　「じゃあ、きょうはオレね。」

こまかいコトは、わからないけど…
“しぜん”の“せかい”は、おもしろい。

平和な時間

“なつやすみ”がおわって、みんなが“いつも”のスタイルにもどった。
みんなが“がっこう”や“ようちえん”にいくと…
ゴソゴソと、みんなの“ひきだし”からだしてくる。

おとうと「みて、のった！」
ママ　　「あ～、だしてきてる～」
おとうと「ヒヒヒッ」
おとうとは、わかって…やっている。
“ヒミツ”だ。
バレたら、おこられる。
いろんな“ひきだし”から、だしては…あそぶ。
いろんなところに“ヒミツ”が、いっぱいだ。
ぼく　　「ただいま～。あ～！！　だしたの、だれ？！」
ママ　　「あ…」
ぼく　　「おい！！　かってに、だすな！」
おとうと「…」
“ヒミツ”は、かたづけないと…ダメだ。