お助けセンター

おねえちゃんが“おたすけセンター”をはじめた。
おねえ　「は～い、ここは“おたすけセンター”で～す。」
ママ　　「なに、するの？」
おねえ　「なんでも、たすけま～す。」
ママ　　「へ～」
おとうと「さ～い（やってください）」
おねえ　「は～い、ゴロリン！」

ママ　　「へ～、ゴロリン（前転）も、てつだうの～」
おねえ　「なんでも、たすけま～す。」
ママ　　「へ～、じゃあ、“おふろ”やってください。」
おねえ　「ここからは、でられませ～ん。」
ママ　　「…なんじゃ、そりゃ。」
“おたすけセンター”は、“べんり”…なのか？　

兄の影響

ぼくは、いろんなモノを“ブロック”でつくる。

ぼく　　「ママ～、デカレンジャーの“ぶき（武器）”～」
ママ　　「ながっ！」
おとうと「ママ～、いて～（みて～）」

ママ　　「おっ　つくったの？」
おとうと「うん！　って～（こうやって～）」

ママ　　「へ～、うしろも？」
おとうと「うん！　ウ～って！」
ママ　　「へ～、“しょうぼうしゃ”いれるの？」
おとうと「うん！」

ものすごく、もりあがってるところで…
ママ　　「は～い、そろそろ“ごはん”だからね～」
おとうと「…いやや。」

ママ　　「せっかく、つくったからね～」
おとうと「やや。」
ママ　　「…そのまま、おいといたらいい。」
おとうと「った～（やった～）」
おとうとの“さくひん”は、どんどん…ふえていく。
どんどん…おいていく。
どんどん…どんどん…