昔遊び

おねえちゃんが“がっこう”で“むかしあそび”をしてきた。
おねえ　「ちかくの“おじいさん”とかが、おしえてくれた～」
ママ　　「へ～、“びゅんびゅんごま”か～」
おにい　「おれも、やった！」
そこから、“むかしあそび”がひろがって…
おにい　「おれ、“ほん”かりてる！」
ぼく　　「くんも、やりたい！」

ママ　　「あ、“かみでっぽう”か～」
おにい　「（バン！）おぉ～、ほんとになった！」

ぼく　　「くん、これ、やりたい！」
おにい　「ちょっと、まって…」
ママ　　「なにが、いるって？」
おにい　「“かみコップ”と“いと”！」
ママ　　「あったかな～」
ぼく　　「やるやる～」

おにい　「きこえるか？」
ぼく　　「…」
おにい　「きこえる？」
ぼく　　「…」
おにい　「…」

おにい　「おい、しゃべれよ！」
ぼく　　「きこえるよ～！」
おにい　「“コップ”で、しゃべれよ！」
いろいろ、モメたけど…たのしい。
おねえ　「みてみて～」
ママ　　「でかっ！」

おねえ　「“こうこく（広告）”で、つくったの！」
ママ　　「おもくない？」

おねえ　「おもい…フラフラする…」
みんなの“むかしあそび”は、どんどんひろがっていった…
ママがしていた“あそび”は、もう“むかし”なんだな…
ぼくたちの“あそび”も、“むかし”になるのかな…
“ふしぎ”だ…
　

熱唱

さいきん、おとうとは“うた”をうたうのがスキ。
おとうと「うぉあぁ～♪」

あつくなってくると、“て（手）”をフリフリ…
おとうと「うぅうぅ～あぁ～♪」

さらに、あつくなってくると…
おにい　「うるさい！」
おねえ　「しずかにして！」
おとうと「…」
きゅうに“しずか”になる。