教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

君のいる町の方言

2013-08-12 00:02:54 | オタネタ全般
「君のいる町」というアニメ。
ここでは広島弁が使われている。
どうやら庄原(広島県北部の地名)が元の舞台だったらしい。

だが。
広島弁ネイティブの我輩にとって、もう4話まで見ているというのに未だに違和感がぬぐいきれない。

なぜか?

たぶん、ネイティブの監修があまり入っていないからだろう。
例えば関西人はインチキな関西弁を使う東京もんを毛嫌いする傾向にあるが、それに近い感覚かもしれん。



そうではない作品もある。
「瀬戸の花嫁」という作品である。

このアニメ、作中では地名まで特定できるだけの情報はなかったが、瀬戸内海沿岸の話であることだけは間違いない。
広島弁ネイティブの我輩が聞くと、アクセントが広島弁とは若干違うもののよく似ており、あえて言うならアクセントが関西弁に近いから香川か岡山であろうことまで推測できる。

違和感は無い。
これはよくできた例だ。

で、今しらべてみたら讃岐弁(香川)だった。
アクセントを聞いただけで地域まで特定可能なのだから、かなりこだわりのある方言のインストラクターがついたのではないかと推測される。

ちなみに広島になると「瀬戸の花嫁」のアクセントより博多弁のアクセントに近くなる。
福岡にも広島にも住んだことがある我輩が言うのだから信憑性が高いと思っておくれ。
なお山口になると、地元の新聞では「九州山口地方は(ry」などと書かれ、半ば九州の一部あつかいになる。



もう1つついでに言うと、「カバチタレ」というマンガがある。
カバチは屁理屈という意味らしいが、広島弁ネイティブの我輩ですらマンガを読むまでその単語は知らんかった。
とはいえ、マンガだからアクセントは不明にせよ、カバチ以外の語彙に違和感はなかった。

これもよくできた例だ。



だが・・・。
「君のいる町」はそうではないんだよなぁ・・・。