http://www.star-driver.net/character/midori.html
未だかつて、わたしは学校で保健室に行きたいと思ったことがなかった。
それもそのはず。
わたしは中学校で大変残念な教員に恵まれてしまったおかげで、先生というものに対してかなりの悪印象を持っているからだ。
だから「女教師」だとか「女の保健の先生」だとかってキャラが出たところで、しょせん我輩の心を揺り動かすことなどできはしなかったのだ。
しかし!
ついにそれが覆るときがきた。
それが「STAR DRIVER 輝きのタクト」第5話なのだ。
この「STAR DRIVER 輝きのタクト」という作品。
そもそもあまり萌えキャラが出てこない。
出てきても良さそうなものなのに、なぜか萌えキャラが出てこない。
メインヒロインはあまりにも自己主張がないうえに目立つ姿形もしていないので、もはやモブキャラまがいなほど存在感が薄い。
敵キャラ的なポジションにも女の子はいくらか出てくるが、どいつもこいつも傍若無人で萌えキャラ要素が1つもない。
なんたこったい・・・。
そう思った。
・・・のは第4話までのことだった。
この作品のキャッチコピーはこうだ。
「颯爽登場、銀河美少年!」
・・・なんだそれは。
実はその意味は第5話まで見なければわからない。
さて第5話。
ここにきて保健の先生の話になる。
オカモト・ミドリ、またの名をプロフェッサー・グリーンと言う。
この先生、一見すると見た目は普通である。
しかし普通なのは見た目だけだ。
この先生のはっちゃけっぷりは普通じゃない。
実在したら逮捕されそうなほど普通じゃない。
そう、美少年を見ると、この保健の先生はアタマおかしくなるのだ。
どれくらいアタマおかしいかって、そりゃあもう、当blog主の我輩よりアタマおかしいといったら御理解いただけようか(笑)。
でも何故か萌える。
アタマおかしいのにかわいい。
いやきっとこれは、アタマおかしいからかわいいんだよ!
ふつう、戦いに負けて登場する役目を失った敵キャラは、たいがいプチ悲惨な末路という事で片付けられる。
これまでのSTAR DRIVERでもそうだった。
この保健の先生もそうなるはずだった。
サイバディへの登場資格を失い、意気消沈してそのまま舞台からロストするはずだった。
しかし!
皆の者、最後まで見ただろうか!?
なんという大どんでん返しのハッピーエンド!!
「俺も保健室に行きたい!」
そう思ったのは我輩だけか?
いや、絶対それは違うはずだ。
年上で美人で野獣な女の人に、あんな・・・、いや、それ以上記すのは控えておこう。
作品を自分で見るがよろし。
きっとあなたも保健室に行きたくなる。