銀座にある竹葉亭といううなぎ料理屋に行ってきました。
竹葉亭のウェブサイトによると、同店は桃井春蔵道場門下生の「刀預かり所」を役目とした留守居茶屋として江戸末期に創業され、廃刀令後に鰻の蒲焼きを提供する店となったそうです。
警視庁剣術をつくり上げた逸見宗助や上田馬之允も桃井春蔵門下ですので、竹葉亭の前身の留守居茶屋を利用していたかもしれません。
うなぎ丼を頼みましたが、上品であっさりとした蒲焼きと、少し固めのご飯にタレがまぶしてあって、とてもうまかったです。
うなぎ料理は歴史があるので、幕末明治に活躍した人物が通ったと言われている店がいくつも現存しているようです。
パソコンでちょっと検索しただけでも、
勝海舟
中浜万次郎
伊藤博文
大隈重信
といった方々に縁があるといううなぎ料理屋を見つけることができました。
じっくり探せばまだまだ見つかりそうです。
しかしうなぎが好物だったと思われる、西郷隆盛や伊庭八郎のゆかりの店がわからなかったのは残念でした。
ちなみに私が近年もっとも足を運んでいるうなぎ料理屋は、綾瀬にあるうな万です。
うな万については過去に当ブログでもご紹介しておりますので、よろしければこちらをご覧ください。
うな万に行ってきました
「うな万」再訪
あさくらゆう先生と杉浦さまと「うな万」
※写真は竹葉亭のうなぎ丼
竹葉亭にはそうゆう縁もあったのですね。
事前に知っていれば、もっと楽しめたと思います。
いつか鯛茶漬けもいただいてみたいです。
今回は酒を飲まなかったので、鰻にしときました。
うな万の時も、最初は鰻をいただき、次に訪れた時にキジをいただきました。