(撮影:渡辺昌雄)

いやーーーーーーーー楽しかった。

良かったぁぁぁぁぁ

超満員のお客さんの熱気が後押しして、テンション高い素晴らしいライブでした。

気持ち良かったぁぁぁぁぁぁぁぁ

全国遥々遠方から、この日のために来て下さった皆様。

本当にありがとうございます。m(_ _)m

私は幸せ者です。


(撮影:梛野浩昭氏)

今回はオリジナル5曲、カバー6曲。

{1st Set}

1.Step By Step(オリジナル)

  15年前にドラマ撮影中に作った曲。

2.Creepin'

  大好きなスティーヴィー・ワンダーの曲。

3.Requiem(オリジナル)

  3月11日の衝撃。

4.上を向いて歩こう

  がんばれ東北、がんばれ日本。思いを込めて。

5.Living For The City

  これまた大好きスティーヴィー・ワンダーの曲

{2nd Set}

1.Sunset Of The City(オリジナル)

  山野楽器の渡辺昌雄氏の作曲。ナイスオシャレ

2.A Remark You Made

  Jacoの名演でお馴染みのWeather Reportのジョー・ザヴィヌルの名曲。

  Jaco生誕60年への思いを込めて。

3.ふたりの詩(うた)(オリジナル)

  今年で私達夫婦は結婚5周年。

  結婚した時に最初に二人で作った曲。

4.Everyday(オリジナル)

  私のCD『Bright Fortune』の一曲目。

  TBS系のドラマ『赤かぶ検事奮戦記』シリーズのエンディングテーマ。

5.So Good

  大好きなアル・ジャロウのヒット曲。

E.C.

1.Cactus

  ドン・グロルニックの名曲。


以上約2時間のステージ。


(撮影:梛野浩昭氏)

使用楽器:Jaco's Black Jazz Bass 、 Fodera Emperor 5st. Bolt-On Fretless '05

             acoustic 260 、 MU-TRON3  、strymon blueSky 、KORG DT-10


(左から、西山"HANK"史翁さん(elg)、続木徹さん(pf,key)、中村梅雀(elb)、田中栄二さん(drs)、竹野昌邦さん(ts,ss)) (撮影:渡辺昌雄)

確かな技術と情感、包容力のある素敵な続木徹さん(pf,key)

グルーヴィーでファンタスティックな西山"HANK"史翁さん(elg)

パワフルでフレキシブル、ウェイン・ショーター好き大炸裂の竹野昌邦さん(ts,ss)

正確で柔軟でレスポンスが高く、情念が弾ける田中栄二さん(drs)

素晴らしい

とてもとてもしっくりする、バランスの良いメンバー

みんな温かい。

気持ちがサッと寄り添う。

瞬発力も素晴らしい。

だから演奏の押し引きの息がピタッと合うし、

夫々の魅力が存分に出て、次々に素敵な瞬間が生まれる。

気持ちいい

とても大切な仲間と巡り会えました。


そしてこの日の大きな出来事。

このライブでもメインで使った、元Jaco Pastorius所有のBlack Jazz Bass。

私が手に入れる前に所有していた方が観にいらっしゃいました。

私のHPの【Instruments】コーナーの[Bass No.0]でも紹介している

【K氏】こと杵渕さん。

(杵渕さんとJaco's Black Jazz Bassと)  (撮影:瀬川寿子)

今まではメールでのやり取りだけだったので、これが感動の初対面。


「嫁に出した娘と再会した思いです。」

と仰る杵渕さん。

わかります。そのお気持ち。

安心して下さい。

この素晴らしいBassは一生大切に大切にします。

素晴らしい楽器である事を、たくさんの人に知ってもらうためにも、

思う存分使っていきたいと思います。

このBassが杵渕さんから私のところに来るまでの経緯は、

運命としか言えない様な、不思議なものを感じます。

Jacoへの思いを込めて、このBassを幸せにします。


それにしてもJaco生誕60年には、本当に色々な事が起きます。

次は何でしょう。

ワクワクします。



コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )


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コメント
 
 
 
かっこよすぎです ()
2011-08-06 01:29:50

写真から梅雀さんの音楽魂をバリバリ感じました♪
あつすぎです笑

本当にライブに行けなくて残念でしたが
今回はセットリスト、機材紹介等も詳しく書いてくださっていてすごく嬉しかったです
本当にありがとうございます。。
次こそは必ず・・・

ていうか、梅雀さん
僕を弟子にしてください♪♪

二十歳頃の梅雀さんはどんなベースの練習をしてらっしゃったのですか?
教えてくださると嬉しいです♪




 
 
 
20歳の頃 (バイジャク)
2011-08-06 11:51:07
私が20歳の頃は、スタンリー・クラークのコピーに明け暮れていました。
'73年のReturn To Foreverの来日の時に衝撃を受け、それまでのピック弾きから指弾きに転向して、豆だらけの血まみれで練習していました。
'75年頃はちょうど【クロスオーバー】の流行った時期で、学園祭に行けばどこでもRTFのコピーバンドが競い合っていました。
私はRTF的なオリジナル曲を作ってバンドで演奏しました。
それから以後は、ブレッカー・ブラザーズやジョージ・デューク、クルセイダーズなど、アメリカンでテクニカルでダンサブルなものも良く演奏していましたね。
'76年からはジャコ・パストリアス漬けになります。
 
 
 
返信ありがとうございます ()
2011-08-06 14:43:50

本当にありがとうございます

なるほどスタンリー・クラークですか♪
さすが梅雀さんです★

このアルバムのこの曲を練習してみたら、
っていう梅雀さんのオススメ(?)の曲はありますか?

わがままなお願いをしてすみません。。
少しでも梅雀さんに近づきたいので・・・

よろしくお願いします


 
 
 
スタンリー・クラーク (バイジャク)
2011-08-06 17:51:23
スタンリー・クラークは本当の意味でワン&オンリーです。
特にエレキベースに関しては非常に特殊です。
Alembicの音質といい、音使いの解釈といい。
そこが堪らない魅力なのですが、
一所懸命コピーしても、他ではあまり活用出来ません。
でもまあ、ファンであればやりたくなるものですね。
私はよく
Return To Forever 『Where Have I Known You Before』
Stanley Clarke 『School Days』
Stanley Clarke 『If This Bass Could Only Talk』
辺りのアルバムをコピーしていました。
ロック寄りの分かり易い曲が多いのと、代表的な面白いフレーズがたくさん出て来ます。

好きな人をコピーするところから入るのは重要ですね。
難しいフレーズの運指にもチャレンジする気力が生まれます。
スタンリーがよく言う言葉
『Practice,Practice And Practice.』
が何よりも大切だと思います。
ジャコも必ず
『練習だよ。練習をするんだよ』
と言っていたそうです。
基本音階の運指を、腐る程繰り返し練習する事も大切です。
誰でも手癖のフレーズはあります。
それが個性や魅力になるまで独特の【自分の音】になれば最高ですが、煮詰まると抜け出せなくなります。
みんなそこで悩み、挫折したりします。
そこで、基本に戻って練習する事が大切。

なーーんて 偉そうに言ってますが、
私は耳コピーばかりをしてきましたから、
今でも譜面に弱いです。
いつも反省しています。
読譜力は絶対に必要です。
そしてなんと言っても、周りの楽器の音を聴く耳と感覚を鍛える事が一番。
そして、音楽を楽しむ事。

お互いに頑張りましょう。
 
 
 
師匠!! ()
2011-08-06 19:45:59

そう呼ばせてください。。

返信して頂いた文章を読ませていただいていたら自然と涙が出てきました・・・

本当に梅雀さん直々にベースを教えて頂ける日が来るまでベースの練習頑張りたいと思います
これからもずっとですが・・・

本当に長文にわたってのご説明ありがとうございました。
 
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