国立大劇場公演『新門辰五郎』の初日を開けた。
今日は昼一回公演。
時間が出来た。
遅ればせながら、辰五郎さんのお墓へお参りに行った。
西巣鴨の盛雲寺。
穏やかな日差し。
静かに佇む墓碑。
父親を火事で亡くした事から、火消しの道へ進んだ辰五郎さん。
様々な火事の火消しや喧嘩の仲裁、徳川慶喜との親交。
波瀾万丈の人生をおくられた。
もちろん、真山青果の描いた『新門辰五郎』はまた別の芝居の世界である。
あの、中村翫右衛門の演技には到底及びませんが、
私なりに最善を尽くします。
どうか、22日の千穐楽まで、見守っていてください。
誠意一杯務めさせて頂く所存です。


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