ゴルフはミスのゲームと言われます。
中部銀次郎氏は”次善を求めて最善を尽くせ”と曰く。
でもこれはプロ級の人達に当てはまることで、私のような
下手アマチュア向きではないように思える。
私のミスは、技術の不足が大きな原因ではあるけどそれが全てではない。
ミスをした時の心理状態を振り返ってみれば、私の場合は
”自分の技術でできる以上の成果を求めて”いる場合が多い。
例えば、グリーン奥の左下がりのライからピンに絡ませようとか、
40y位の距離からワンパット圏に寄せようとか、
トラブルの難しいライからスーパーショットを夢見るとか、
要は夢の中のショットを現実に当てはめようとした時に当然のように
ミスが発生する。
”ミスは自分が作り出している”という真理に気が付いた。
つまり、ミスを少なくするには自分ができる以上のことを求めないこと。
グリーン奥の左下がりの難しいライからは、グリーンに乗ればOK,
40yのアプローチはパットのし易い方に行けばOK、
トラブルの難しいライからは出せればOK と脳から体に指令を出させる。
そうすれば体もリラックスして普通通りのショットが打てる理屈ではある。
が、理屈は理屈、実際にそれができるか否かは練習次第ということ。
体の練習だけでなく、頭の練習も必要。
これこそが”次善を求めて最善を尽くす”ことに繋がらないか?
今の私のゴルフに対する考え方は”どうすればもっと楽しくプレーできるか”のみ。
年齢を重ねる毎に飛距離は落ちるだろうし、スコアーもそう伸びることはないだろう。
その中で楽しみを如何にして見つけるか??
その一つが、自分の力を有りのままに認めること(過大評価しない)。
もう一つは、小技に活路を見出すこと。
フックを打ったり、スライスを打ったり、転がしたり、上げたりと。
これはかなり面白いと思う。
今年のオフはこんなことを考えながら過ごしたい。
そして来年、それを少しでも実現させたいものだ。
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