エージシュート:遥かなる目標へ

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遥かなる目標<エージシュート>達成に向かって。

ワン公の履歴書1

2009年02月01日 | Weblog
我輩はワン公である。
名前はワン公と呼ばれているくらいだから立派なものを持っている。
「apollo」 これが我輩の名前である。


この世に生を受けて10年余、最近は目も耳も鼻さえも余り役に立たなくなってきた。
そこで頭が正常なうちに我輩の思いを残そうと思った次第である。

思えば今までの10年余、我輩はかなり幸せであった。
我が祖先は遠く海の彼方の英国と呼ばれている所で暮らしていたらしいが、いつの頃にこの国に移住して来たのかは知らない。
とにかく我輩はこの国の南国宮崎で生まれ、まだ物心もつかない頃に今のご主人様に見初められたのだ。
2ヶ月弱で初めて空を飛ぶ乗り物で今の土地東京に移り住んできた。

何故そんな遠くまで来たのか良く分からないが、ご主人様が我輩が生まれたところと関係があるらしいことは後になって分かってきた。

最初こそ親と離れた悲しさに泣き暮れたが直ぐに今のやさしい家族に慣れたものだ。
4人の家族に 花よ蝶よ と可愛がられそれはそれは楽しい毎日であった。
何でも小さい時は可愛いものなのだが、とりわけ我輩は可愛いかったようだ。

毎日毎日写真を撮ってもらったものだ。
ある時は昔オリンピックがあった大きな公園でプロの写真屋さんに撮って貰った事もあったな~。
でも今ではたまにしか写真は撮ってもらえない。
ご主人様の子供の子供が遊びに来た時に子供の脇で撮ってもらう位かな…。
まあ~それは人間でも同じらしいので悲しんではいない。

それより最近急に耳が遠くなり、目が薄くなり、鼻が役に立たなくなってきた事が悲しい!
鼻と耳は我輩たちの大きな才能なのにそれが役に立たなくなってきた事は我輩の存在自体が薄くなってきたのでは と心配になるのだ。

近頃はご主人が帰って来た音も分からない事が多く、声をかけられてびっくりする事もある。
ご主人だ! と思って飛んでいくと誰も居ないことも多い。

幸い足・腰はまだしっかりしているようで、朝夕の散歩は楽しく出来ている。
でも昔ほど色んな匂いが嗅げないのが残念で面白味には欠ける。
それに目が良く見えないのか、時々躓いたり穴に落ち込んだりと危険が多い。

幸いご主人様たちは以前より優しく接してくれるけどそれが切ない。
だからもっともっと役に立とうと思って大きな声を出すと迷惑がられてしまうし、暖かい部屋で寝ているのがいいのかな~。

最近巷では寝るところにも事欠いている人が居るとの事だから、我輩なんかは本当に幸せなんだな~と自分の犬生に感謝している。

次は又気が向いた時書くことにしよう。

暇な人はここに我輩の写真を載せておいたのでご覧あれ。
「apolloの写真」
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