私はしばらく前まで自分はゴルフが上手い と大きな勘違いをしていました。
その頃は年に2~3回は70台のスコアーが出ていたので、それが自分の力だと錯覚していたのです。
何故勘違いが分かったのかと言うと、その頃より今の方がショットもアプローチも少しは上手くなっているのが分かります。
70台は出ていませんが、平均スコアーは少しは良くなっているのですが、今は全く自分が上手いとは思えません。
ショットミスやアプローチ・パットのミスなど下手なところが自分に分かるだけに、以前に自分が上手いと思っていたのが全くの勘違いで、たまたま上手く行った時の事だけを取り上げて上手いと錯覚していたのです。
だからその頃はミスをするとこれは自分の本来の姿ではないとすごくイライラしていたのを思い出します。
(あまり熱心に練習もしていないのに)上手く行かないのがおかしい とゴルフに対して傲慢になっていたようです。
そう言えば、かの中部銀次郎氏も”ゴルファーは傲慢になる”というようなことを書いていました。
例えば ”今日はバーディが取れなかった” とか言うのは傲慢その物、バーディが取れなくて当たり前、取ろうと思って取れるならその人はシングル以上の腕前だと。
ようやくこの歳になって自分の考えの未熟さに気が付きました。
ゴルフは奥深い。
せめてゴルフと友達になれるように、傲慢にならず ゴルフに失礼にならないようなプレーをしていきたいと思っています。
何時の日か目標が達成できますように祈りつつ。