安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

クレア・ティール「THEY SAY IT'S SWING」、イオンモール松本の「㐂久好」で豚丼のランチ。

2022-05-26 19:30:00 | ヴォーカル(A~D)

松本市のイオンモール内にある「十勝豚丼 㐂久好」でランチをいただきました。小泉武夫著「北海道を味わう」に豚丼が出てくるのですが、それを思い出したからです。豚肉が柔らかく、まろやかな味でした。柔軟な歌声の歌手です。

CLARE TEAL (クレア・ティール)
THEY SAY IT'S SWING (Mud Records 2020年録音)

   

イギリスのクレア・ティール(vo, 1973年生)は、日本での知名度は低いかもしれませんが、2005、2007、2015、2017年にブリティシュ・ジャズ・アワード(人気投票のようです。)ヴォーカル部門で第一位に輝き、放送局でDJも行うなど、人気のある女性歌手です。

メンバーは、クレア・ティール(vo)、Jason Rebello(p)、Dave Archer(g)、Simon Little:(b)、Tim Thornton(b)、Ben Reynolds(ds)、Ed Richardson(ds)、Alex Garnet(as,cl)、Martin Williams(ts)、James Copus:(tp, Flh)など。豪華な編成のバンドで、アレンジは主にJason Rebello(p)が行っています。

曲目は次のとおり。

1  Cry Me A River (Arthur Hamilton)
2  The Song Is You (Richard Rodgers & Oscar Hammerstein Ⅱ)
3  Perfidia (Dimitri Tiomkin & Ned Washington)
4  My Funny Valentine  (Richard Rodgers & Lorenz Hart)
5  If I Had A Ribbon Bow (Huey Prince & Louis C Singer)
6  Tea For Two (Vincent Youmans & Irving Caesar)
7  It's Raining (Naomi Neville)
8  It's A Good Day (Dave Barbour & Peggy Lee)
9  I Walk A Little Faster (Cy Coleman & Carolyn Leigh)
10  They Say It's Spring (Bob Haymes & Marty Clarke)
11  I Can Dream Can't I (Sammy Fain & Irving Kahal)
12  Something Happens To Me (Marvin Fisher & Jack Segal)
13  It Don't Mean A Thing (Duke Ellington & Irving Mills)
スタンダード曲が選曲されていますが、5「If I Had A Ribbon Bow」、7「It's Raining」(Soul, R&B系)は、珍しいかもしれません。

クレア・ティールは、初めて聴いた歌手です。既に15作以上も発表していて、2017年のブリティッシュアワードでは、クレア・マーティンも抑えて一位になっています。「Cry Me A RIver」や「It's A Good Day」が収録されているので購入しましたが、癖のない声質で、軽妙でよくスイングし、明るい雰囲気で好感が持てます。伸び伸びとした「The Song Is You」、ラテンもので華やかな「Perfidia」、三連符のロッカバラード「It's Raining」、語るように歌う「I Walk A Little Faster」など、実に良かった。

ジャケットの写真から。録音風景。

【クレア・ティール・ホームページ】

Clare Teal - Singer and Broadcaster

(参考)「Cry Me A River」が聴けます。

Cry Me a River - YouTube

 

【イオンモール松本 㐂久好】

住所:長野県松本市中央4丁目9番51号  (イオンモールの住所です。)
ホームページ:こだわり | 㐂久好【公式サイト】 (tokachi-kikuyoshi.com)

店舗外観

カウンター席に座りました。「夏の総菜バイキング」に目が留まり、豚丼とともに注文。

総菜バイキングをとってきたところ。ナスの煮びたしが好きなので、それを多く盛りました。

冷製茶碗蒸し とうもろこし風味。さっぱりとしていました。

豚丼。ご飯は少なめです。

お肉の枚数が多かった。

味噌汁。魚のつみれが入り、海鮮の味がしました。

漬物は、沢庵漬でした。ホームページを見ると、帯広本店は長期休業中で、各地のイオンモールだけに出店しているお店のようです。


カモシカスポーツでウォーキングシューズ購入、旬のネマガリダケ、山ワサビをいただき、春らしい気分に。

2022-05-25 19:30:00 | お出かけ・その他

内科クリニックの先生から、ウォーキングに力を入れるように言われていたので、22日(日)にカモシカスポーツでウォーキングシューズを購入しました。同日、職場の友人からもらった山菜のネマガリダケと山ワサビをいただき、春らしい気分にもなりました。

   

まだ、糖尿病ではないのですが、その一歩手前なので、自己管理が必要と言われています。

カモシカスポーツ松本店 ホームページ:山の店・松本店のご案内 | 登山用品専門店 カモシカスポーツ (kamoshika.co.jp)

購入したウォーキングシューズ。「ALTRA LOAN PEAK 6」という製品です。

翌日履いてみたところです。クッションが効いてコンクリートの上も歩きやすい。感触がよいので、普段履きでも使います。

ついでに、登山用の靴下を購入。

登山靴用のブラシも買いました。

(山 菜)

ネマガリダケ。

皮を剥いたところです。

ちょっと炙って食べました。甘みと、若干の苦みがあって、美味しい。何もつけずに生でも食べましたが、生でも十分いけます。

山ワサビの根っこをすりおろしました。爽やかな香りがします。

醤油とともに、寿司につけて食べてみました。そう辛くはありませんが、辛みもあります。

厚揚げを炙り、そのうえに山ワサビを乗せてみました。この厚揚げは、地元の豆腐屋さんが作っていて、僕はたまに買っては、ビールのつまみにしています。春の気分満点になりました。

山ワサビの葉っぱと茎は、翌日、おひたしにしてもらいました。

ごはんにのせていただきましたが、茎のシャキシャキ感と若干の辛味が良かった。友人に感謝。


奥裾花自然園から花咲く奥西山(1,616m)トレッキング、堂津岳は断念(2)

2022-05-24 19:30:00 | 登山・ハイキング

奥西山トレッキングの2回目です。堂津岳を目指しましたが、時間切れで途中で昼食をとり、その地点から戻りました。アイゼンは、落合分岐から奥裾花自然園までの下りで着けました。ピッケルも持っていきました。

【行 程】

観光センター 7:20 → 中西山登山道入口 8:05 → 落合分岐 9:48-58(休憩) → 奥西山山頂 11:02-15(休憩)→ 堂津岳への経路途中 12:21-49(昼食休憩)→

奥西山山頂 13:28  → 落合分岐 14:31-48(休憩)→ 中西山登山道入口 16:11 → 観光センター 16:48

(奥西山山頂~堂津岳経路途中)

奥西山を過ぎると、広い稜線のかなりの部分に雪が残っていました。

ブナやダケカンバなど、巨木が目を惹きます。素晴らしい。

登山道はわかりにくくなってきます。リボンはありますが、見つけるのが難しい。

ミヤマスミレ

この場所に出てきて、夏道のルートで右方向へ進んでから左に行ったのですが、道が不明瞭で藪こぎで時間がかかりました。冬は、これを左折すれば、すんなりと進めます。復路はその経路にしました。

こちらに進むべきだった。復路は早くて、快適でした。

このへんは、稜線が二重にあって、その間を雪が埋めている感じです。このあたりの左手に夏道のリボンを見つけましたが、時間の関係で、ここで昼食をとり、戻ることにしました。

Tさんがコンロでお湯を沸かし、それをいただいて、カップヌードルでランチ。温かいスープが良かった。

【堂津岳までの稜線途中~奥西山経由落合分岐】

戻ります。

雪道から夏道へ入るところで少し迷いましたが、花や景色を見ながらの楽しい散策です。

ツバメオモト

奥西山山頂

サンカヨウ

キクザキイチゲの群落

キクザキイチゲのアップ。

同じ稜線上にある中西山。昨年同時期に登りましたが、雪はほとんどありませんでした。今年は雪が多い。

右手には、北アルプス方面。小谷村あたりだと思います。天気が良ければ絶景でしょう。

エンレイソウ

花なのかよくわかりません。この植物をご存知の方がいらしたら、ご教示ください。→ カンスゲではないかとジュリアさんから教えていただきました。ありがとうございます。(追記)

落合分岐到着。登山道は、残雪で4mくらいの垂直の壁になっていました。写真に写っている方は、二人連れでしたが、ロープを使って安全を確保していました。中西山に登った方のようでした。

曇りですが、ようやく周囲の山が見えるように。右に高妻山、左に乙妻山。

一番左に、堂津岳。

やや右に、戸隠連峰。

遠くには、火打山や焼山でしょうか。

(落合分岐~中西山登山道入口)

今までずっとアイゼンは使いませんでしたが、ここで付けて、ピッケルも取り出しました。Sさんが、4mくらいの垂直の壁を慎重に下りていきます。

僕はピッケルを使うのも初めてだったので、垂直の壁を下りるのはやめて、Tさんの先導で、少し南方向から藪の中を降りました。先行のSさんとは、声で連絡がとれています。

やれやれで、登山道に出て、あとはのんびりと歩きました。道が滑るので、アイゼンはかなり下まで付けたままです。これは、フキノトウ。

藪越しですが、水芭蕉の花もまだ咲いていました。

このあたりのブナ林は美しい。

登山口到着。堂津岳には到達できませんでしたが、楽しい山行でした。なお、(2)で掲載した花は、(1)に掲げたものと重複しないものがほとんどです。全体は、当記事の(1)と(2)の両方をご覧ください。


奥裾花自然園から花咲く奥西山(1,616m)トレッキング、堂津岳は断念(1)

2022-05-23 19:30:00 | 登山・ハイキング

5月21日(土)にTさん、Sさんと奥裾花自然園から堂津岳に出かけました。今年は残雪が多く、落合分岐手前で雪に釣られて登山道を外れました。やや藪漕ぎをして稜線上に出て、落合分岐で休憩。天候は、終日曇り乃至小雨でした。

堂津岳を目指し、奥西山山頂を経て進みましたが、ルートが不明瞭になり時間を要したこともあり、途中で戻りました。稜線上には花が多く、トレッキングとしてはかなり楽しめました。歩行時間は、約8時間30分。

【行 程】

観光センター 7:20 → 中西山登山道入口 8:05 → 落合分岐 9:48-58(休憩) → 奥西山山頂 11:02-15(休憩)→ 堂津岳への経路途中 12:21-49(昼食休憩)→

奥西山山頂 13:28  → 落合分岐 14:31-48(休憩)→ 中西山登山道入口 16:11 → 観光センター 16:48

(観光センター~落合分岐)

観光センターで登山届を出しました。

小雨が降り、よく写っていませんが、稜線と堂津岳。

自然園入口の平成の森。この広場の左奥に登山口があります。

登山口。中西山登山道を進み、落合分岐で右折します。

ところどころ雪が残っていました。

小さな沢に沿って進みます。稜線に出る前ですが、花が結構あります。

ヤマエンゴサク

ニリンソウの蕾でしょうか。

    

稜線の手前くらいで積雪でルートがよくわからず、左側にずれたようでした。まだ、少しあります。

若干の藪を乗り越えて、稜線のすぐ手前まできました。

稜線に出ました。落合分岐より少し南寄りです。北へ少し進みます。

ツバメオモト。

落合分岐。本来なら、ここに到着する予定でしたが、雪で道が隠れています。

(落合分岐~奥西山)

休憩して、北方面に進みます。

ところどころ雪道になります。

笹が茂っています。

テープはありますが、枝や葉っぱに遮られてわかりづらい。

カタクリだと思います。違うかも。

カタクリのアップ。

ショウジョウバカマ

藪っぽいですが、足跡はしっかりあります。   

   

このダケカンバは大きくてびっくり。巨木で素晴らしい。

意外に幅の広い稜線です。

ニリンソウの群落

ニリンソウ

この黄色い花がわかりません。わかる方いたらご教示ください。→ バラ科のコキンバイ。モウズイカさんから教えていただきました。ありがとうございます。(追記)

ツバメオモトとコキンバイの群落。コキンバイは、モウズイカさんのご教示により追加しました。

奥西山山頂です。山頂らしくないですが、三角点があります。

リボンに書いてありました。標高1,616m。落合分岐からここまでは、意外にすんなりきました。

(2)へ続きます。(2)では、もう少し堂津岳への道を進み、そこからの復路を記載します。帰りがけには、近くの山の景色も見えました。引き続きご覧いただければ幸いです。


コリー・ウィーズ「JUST COOLIN'」、上田市のケーキ店「CLOVER CLOVER」

2022-05-22 19:30:00 | テナー・サックス

初めて「CLOVER CLOVER」というケーキ店に寄りました。珈琲とケーキでイートインしましたが、ケーキが美味しくてびっくり。たまたま入ったのですが、リピート決定です。リピートして購入したCD。

CORY WEEDS (コリー・ウィーズ)
JUST COOLIN' (Celler Live 2021年録音)

   

カナダのコリー・ウィーズ(as, ts)は、アルト・サックス奏者とばかり思っていたのですが、今回、テナー・サックスに専念したアルバムが出たので購入しました。曲目も、ハードバップ系のものが並び、演奏共々楽しめます。

メンバーは、コリー・ウィーズ(ts)、Tilden Webb(p)、John Lee(b)、Jesse Cahill(ds)。この4人で、コリー・ウィーズ経営のクラブで演奏していたところ、ファンのYvonne Detroyeが気に入り、彼女のサポートで録音されたもの。収益は、若手育成のフレイザー・マクファーソン基金に全額寄付されるとこのとです。

曲目は次のとおり。

1  Just Coolin' (Hank Mobley)
2  Beep Durple (Carmel Jones)
3  Chicken N' Dumplins (Ray Bryant)
4  Bitter Sweet (Cedar Walton)
5  Street Scenes (David Sanches)
6  Vendetta (Haold Land)
7  Night Walk (Fraser McPherson)
ジャズ・オリジナル曲ばかりです。ハンク・モブレイ作「Just Coolin'」は有名曲ながら、カーメル・ジョーンズ作の「Beep Durple」など珍しいものが多い。7の作曲者は、F. McPhersonと表記されているので、多分、Fraserだと思います。

コリー・ウィーズは、クラブやレコード会社の経営を行いながら、ミュージシャン活動を行っています。今までずっとアルトサックス専門だと思っていたのですが、テナーサックスも演奏し、今回、初めて聴きましたが、ハンク・モブレイ、ソニー・ロリンズを想起させるプレイは、親しみが持てます。グルーヴィーな「Chicken N' Dumplins」、ファンクリズムの「Street Scenes」、リラックスしたバラード「Night Walk」などと、ティルデン・ウェブ(p)の好演もあって、なかなか聴かせます。

   

ジャケットにある収録時の写真。

【コリー・ウィーズ・ホームページ】

Home - Cory Weeds

(参考)【本アルバム収録の「Just Coolin'」が聴けます】

Just Coolin’ - YouTube

(参考 今まで拙ブログで取り上げた、コリー・ウィーズのアルバム)

コリー・ウィーズ「O SOLE MIO!」コリー・ウィーズ「DAY BY DAY」コリー・ウィーズ LIVE AT FRANKIE'S JAZZ CLUB 

【CLOVER CLOVER】

住所:長野県上田市大手1丁目8-12
電話:0268-75-9233
ホームページ:clover clover |信州・上田市の洋菓子店です (clover-clover.shop)

外観。市役所、上田城址公園の近くです。

ショーウインドウには、様々なケーキがいっぱい。

イートインコーナーで、昼食後のデザートにケーキをいただくことに。

珈琲とパスカルボーネチーズとイチゴのロールケーキを注文。

珈琲はボリュームがあります。この器は意外に容量が大きかった。

クリームは上品、スポンジ生地がしっとり。なかなか美味しく、他のものも食べてみたくなりました。

   

焼き菓子の「キャラメルポム」は、第27回全国菓子大博覧会(2017年)で農林水産大臣賞を受賞したそうです。次回は、これを買ってみようと。