先日、モーニングに上田市の「犀の角」に入ったら、舞台上に本物のツツジが大きく飾ってあって驚きました。上田市で販売用に作っているもののようですが、とても華やかで鮮やかでした。鮮やかなアドリブが聴けます。
DEXTER GORDON (デクスター・ゴードン)
DEXTER CALLING (BLUE NOTE 1961年録音)
デクスター・ゴードン(ts, 1923~1990年)は、好きなテナーサックス奏者の一人です。ただ、あと乗りで、長めの音符を吹くので、時として軽めにやってほしいと思うこともあります。リズム陣が充実している本作は、そのへんも気になりません。
メンバーは、デクスター・ゴードン(ts)、ケニー・ドリュー(p)、ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)。1950年代を麻薬で棒に振ったゴードンですが、1960年に復帰し、61年には2作(「Doin' Allright」と本作)をブルーノートレーベルに録音しています。
曲目は次のとおり。
1 Soul Sister (Dexter Gordon)
2 Modal Mood (Kenny Drew)
3 I Want More (Dexter Gordon)
4 The End of A Love Affair (Edward Redding) 【情事の終わり】
5 Clear The Dex (Kenny Drew)
6 Ernie's Tune (Dexter Gordon〉
7 Smile (Charlie Chaplin) 【スマイル】
デクスター・ゴードンの自作が3曲、ケニー・ドリューの自作2曲、4と7のスタンダードが2曲です。
デクスター・ゴードン(ts)はもちろん、K・ドリュー(p)、P・チェンバース(b)、F・ジョー・ジョーンズ(ds)のグルーヴィーで乗りのよい演奏が素晴らしい。特にレコードB面に収録されたアップテンポの「Clear The Dex」や「Smile」でのスリルに満ちたゴードンの吹奏、黒っぽいフレーズを繰り出すドリューには興奮させられます。ドラムスから始まる活気のある「The End of A Love Affair」やバラード「Ernie's Tune」も良くて、レコードB面を聴くことが多いですが、傑作アルバム。
レコードのレーベル。「RVG」刻印入りです。珍しく、初期盤をもっています。
飾ってあるレコードの一番右は、「One Flight Up」(Blue Note, 1964年録音)でパリ録音、「Dexter Calling」の左は、「A Day in Copenhagen」(MPS, 1969年録音)です。この2枚では、ケニー・ドリューがピアノを弾いています。一番左は、「Our Man In Paris」(Blue Note、1963年録音)で、ピアノはバド・パウエル。
(犀の角)
外観
看板
入口をはいったところ。演劇などが行われる多目的なスペースです。左は舞台になっています。
舞台にツツジを飾ってあるのですが、規模が大きくてびっくりしました。
上田市の野倉という地籍のものです。栽培といっていいのか、作られているようです。
アップ
色とりどりです。