安曇野市宅のレコード再生音が、最近、今一つなので、オーディオに詳しいTさんに来てもらい機器を診てもらい、併せて音楽鑑賞会を行いました。Tさんは昇圧トランス「FRT-4」を持参してくれました。
カートリッジのDENON DL-103の針に埃がこびりついていたのを除去、2gだった針圧をメーカー推奨の2.5gに変更したところ、高音低音ともに伸び、厚みのある良い音になりました。Tさんに感謝。
昇圧トランスの「FRT-4」と「AU-301」の聞き比べでは、高級な「FRT-4」よりも安価な「AU-301」の方が遙かに良い再生音となり、カートリッジDL-103専用に設計されたものだけのことはあると二人で驚きました。
レコードを聴いているところ。Tさんがお好きだという、チック・コリア「Return to Forever」(ECMのオリジナル盤)でチェック。
プレーヤー、CDプレーヤー、アンプ。昇圧トランスを、「FRT-4」から「DENON AU-301」に再設置したところ。
トロイダルトランスを用いたMC用昇圧トランス「Fidelity-research FRT-4」。1973年11月の発売時定価は33,500円だそうです。製品仕様 Fidelity-Research FRT-4の仕様 フィデリティリサーチ (audio-heritage.jp)
昇圧トランスは、シンプルなAU-301に戻しました。なお、アンプに付属しているヘッドアンプを使って再生したこともありますが、このAU-301の方が良い感じでした。DENON AU-301 デノン/デンオン (audio-heritage.jp)
カートリッジはDL-103です。針圧は、何かの時にいじったことがあるので、軽くなっていたと思います。針についた埃はとっていたつもりでしたが、こびりついていたのには気づきませんでした。
(安曇野市宅のオーディオ機器)
レコードプレーヤー:デノン DP-400
カートリッジ:デノン DL-103 昇圧トランス:デノン AU-301 (FRT-4にしたものの戻しました。)
カートリッジ:オーディオテクニカ AT150E/G
CDプレーヤー:パイオニア PD-70AE
プリメインアンプ:デノン PMA-2000RE
スピーカー:JBL L100 Classic
【翌日、安曇野市宅で使用したレコードをもって「アンの家」へ。】
ロジャースのスピーカーなど、クラシック再生用の機器。
プレーヤーやアンプ。
ユジャ・ワンが弾くラヴェル「ピアノ協奏曲」。
フリードリッヒ・グルダが弾くモーツァルトのピアノソナタ。
せっかくなので、クリフォード・ブラウン「Study In Brown」も持参。1970年代の再発ものですが、結構良い音がします。1曲だけ、アルテックで再生。
珈琲をいただきました。なかなか美味しい。
【アンの家】
住所:長野県松本市梓川梓459
電話:070-5455-1941
営業:水曜日~日曜日 13時~19時。定休日:月曜日・火曜日