うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

ドットマーク

2010年09月18日 | 忘れかけていたこと
アットマークの次にはドットマークの話をとご注文をいただいた。
どんなことにせよ注文をいただくというのはありがたいことなので、なんとかして答えなければならない。

パソコンのファイル名には、右端から3文字を区切るようにドット「.」が入っている。
このドットから右側の文字列を「拡張子」と呼んでいるが、なにが拡張されるのか、なぜ子の字がつくのか、その説明は聞いたことがない。
子は、椅子や帽子の字から想像すると、小さめの補助具の類か。

呼び方の由来は知らなくても、どういう役目を持っているのか、およそのことがわかれば、あまりひどい間違いをせずにパソコンを動かせる。

拡張子の役目は、まず、ファイルの種類を判別することにあるらしい。
判別してどうするかが肝心なところだが、プログラムを動かすきっかけをつかんだり、ファイルの拡張子に応じて動かすプログラムを探し出したりする。

.bat .exe と呼ばれれば自分が走り出し、.doc は Word を、.xls なら Excel をたたき起こす。
.txt のときは手軽にメモ帳で間に合わせる。

色模様を見分けて本能的と言えるような俊敏さで次の動作に移らせる生きものの尻尾に似ている。

(参考)
Wikipedia   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8B%A1%E5%BC%B5%E5%AD%90
拡張子辞典  http://www.jisyo.com/viewer/

どういう拡張子のついたファイルがどういう役目を果たすことになっているのかは、パソコンを動かす世界の約束ごとになっているから、私はこれがいいなどとわがままは言えないようになっている。

ドットのあとのたった3個の文字は、補助具どころか、強烈な規律をかくしもっているのだ。


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