左手で箸を使う人は、総じて意志堅固なようです。
習慣がそうさせたというよりも、しつけた人が習慣を好むかどうかがそうさせてしまったと言えそうです。
ほとんどの人が箸を右で使うという習慣を嫌った結果の左箸なのでしょう。
だから意志堅固なのです。
それが良い悪いを言う必要もありませんが、左箸の人に不便なことが一つあります。
耳から聞いた右か左が、手の動きでは逆になってしまうことです。
右も左も、それがどちらの方向を指すかは論理ではなく習慣です。
習慣を嫌うと、論理で覚えるしかなく、論理がいったん食い違えば、言葉と違う結果が行動に出てしまうでしょう。
習慣を嫌う不都合は、こんな現れ方をします。
・「右矢印キーを押して」と言われて [←] キーを押してしまう。
・ [Delete] キーと [Back Space] キーの使い分けを覚えこめない。
・ マウスボタンの操作がうまくいかない。
・ カーソル移動のとき、マウスに手が行かず、右か左か考え込みながらの矢印キー操作に執着する。
・ 方向選択に混乱してくると、上下の矢印キーも逆に押してしまう。
パソコンの操作は、習慣の積み重ねのように思うのですが、そもそも習慣を嫌う人に無駄な操作をさせないようにできるのでしょうか。
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