うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

お・せ・わ・に・なりました

2010年07月12日 | 忘れかけていたこと
永年お世話になっていた先代の Windows で、画面の右上に出てくる[_][□][×]の記号が変わってしまったことがあった。
入力した文字が変なのであれば打ち込みなおしてみる手もあるが、自分で書いた文字でないところの異変では、あれこれやってみても埒が明かない。

早速、いつもお世話になっている「教えてgoo」にSOS発信。
すぐに答えをいただいた。
「原因はフォントキャッシュ破損、対処法は ttfCache というファイルを見つけて削除してしまえばよい、削除したファイルは次に起動したとき再生されるから心配無用」
検索、削除、再起動、これでOKだった。

さて、ちぎり取ってしまえばまた生えてくるカニの足のようなフォントキャッシュとは何だろう。

パソコンの画面のあちこちには、いつも同じところに表れる同じマークがたくさんある。
このマークは、一組ずつの画像になっている。
その画像を、すぐ出て来やすいようひとまとめにして貯めておくファイルがある。
それがフォントキャッシュで、ファイル名は ttfCache 。

フォントキャッシュというと、文字の同型集団を貯蔵しておくところかと想像しやすいがそうではない。
フォントの英語源である fount には「源泉」という意味もある。
源泉をたどっていったらそこには水でなくほかのものが、ということもある。
文字だけでなく記号が混ざっていても不思議はない。

区切られた場所に、テンテンのありなしで組み上げられたことからすれば、文字も記号も、混ざっているわけではなくビットマップイメージという同じ仲間なのだ。

キャッシュファイルの始末をしていると、先代の総理が好んで用いた言葉「ゼロベース」を思い出す。
だが何でもチャラにすればまた自然に出来上がると思うのは、ゴー・ロングになることがあるから用心しなければならない。


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