Word の文字入力モードから [Ctrl]+[D] で「フォント」ダイヤログボックスが現れる。
「文字幅と間隔」というタブがあって、文字をどう並べるか調整ができるのだが、そこにわからない言葉がひとつ出てくる。
「カーニングを行う」がそれである。
「カーニング」で検索してみると、何をしてくれるのかはわかる
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カーニング kerning:文字間隔の調整機能で、前後の文字の組み合わせによって、見た目に自然に見えるように文字間隔を詰めること。
特に欧文の TA, VA などそのままでは間が開きすぎる場合に、字間を通常より詰めて空白部分に食い込ませる。
Wordでは英数字にしか機能しない。
kern は「飾りひげ」 (イタリック体活字の f や g の上下端のように活字のボディーから突き出した部分)
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語源の解説もあったが、kerning も kern も古い英和辞典には出てない。
Google の翻訳で、めぼしい各国の言葉を入れてみても、「kern」に返ってくる日本語はすべて「カーン」。
ドイツ語だけは「コア」が返ってきた。
中心部、核心、核、これも文字間隔とは結びつきにくい。
カーニングとは、いったいどこの言葉なのだろうか。
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