Line は子供同士の相談ごとにも巧く使われているようです。
今日はどこにも行かないと言っていた孫が、電話をかけている様子もなかったのに、相談がまとまったからと急に出かけます。
子供同士お互いの居場所を決め合っているようでもあります。
便利なことには、変なことがついてまわるもので、大人になっても居場所を自分で決められない人には、Line のメッセージが、「既読プレッシャー」というストレス源になることがあるそうです。
退屈でもないのに、誰彼おかまいなくメッセージを濫発する ⇒ 相手が読まないと怒りがこみ上げてくる ⇒ 読んでも返事を寄越さなければもっと怒る ⇒ 時間を置いて返事が来ればまたそれが気に入らない、という、常人ならばなにそれと思うようなことにいらいらするらしいのです。
カレンダーを共有できるという、便利且つ厄介な機能もあって、書こうと決めたらさあ大変、書いてないのは反意の現われだと思われてしまいます。
忠実一途の人もいて、カレンダーに書き込まないと、自分の居場所が定まったことにならないと思ってしまいます。
そうなればもはや、カレンダー症候群と呼べる一種の障害なのかもしれません。
ツイッターに「今日はどこに行く予定」と、追っかけが何人かいる人ならともかく、他人が知ったところでどうにもならないことを書く無名人もいます。
こういう人は、ツイートしておかないと、自分の居場所がわからなくなるのでしょうか。
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