50音のローマ字入力で、わ行の2番めと4番めの字に、初めて会ったという方に出会いました。
むかしは同じ発音に聞こえても微妙な違いがあり、かなで書いた場合にも違う字が使われていました。
わ行の変換にはその使われなくなったかなが二つ割り当てられています。
"ゐ"は人為の"為"からできたかな文字で、"居る"のかな書きは"ゐる"とされていました。
"ゑ"は会釈の"会"の昔の字である"會"からできたかな文字で、"絵"のかな文字は"ゑ"でした。
いま用のないものは、知らない人が多くても不思議はありません。