明けましておめでとうございます。
Google アプリに「アカウント」というメニュがあります。
最初のページに、押してみなければわからないボタンがあるのでポチッとやってみると、これまでに聴いた音楽や視ていたものと、それに近いサイトがサムネイル型にズラッと並びました。
Web のサービスを使う権利であるアカウントを、名前に仕立てたこのアプリは、そろそろ軟化を始めたうっかりものの脳の記憶能を助けてくれるもののようです。
パソコンを使うために覚えていなければならない権利事項の内容を、手帳に書いておくのはどこか気の利かない方法です。
IDマネージャーという便利なアプリもありますが、それもデータはパソコンの中ですから、パソコンが壊れればアウトです。
外付けのバックアップ用デバイスに同じデータを保存してあっても、万一の火事や大地震、不幸にして爆撃にでもあえばこれもアウト。
貸金庫では足を運ばなければなりませんが、Google アカウントは手元に引き寄せられる保管庫で、しかも趣向の整理までやってくれる秘書の役目までしてくれます。
問題は、その管理機構を信用するかしないかにかかっているようです。