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うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

IFをたずねて:18 ISREF

2019年03月28日 | 忘れかけていたこと

ISXXXXの最初のISBLANKは、3月23日に書いたので次のISREFを参照してみます。
ISREFは、「対象がセル参照のときにTRUEを返す」というものですが、「セル参照のとき」という意味がこの表現だけでは何のことかわかりません。

「セル参照のとき」というのは、「指定した値が有効なセル参照であるとき」とされています。

セルを参照する場合指定の仕方には、セル座標または名前で呼ぶという約束ごとがあります。
座標の場合は、単独セルの場合は シートの端からふたつめなら B2 と「列・行」の形で表し、複数セルの範囲は B2:K10 のように「先頭セル:終末セル」の形で表します。
名前は、単独セルでもセル範囲でも、あらかじめ命名できます。

約束の形以外では有効なセル参照にはならないので、戻り値がエラー表示になります。
ここまではわかっても、それだけでは実用になりません。

さて、この関数が実際に役立つにはどういう使われ方をしているのか、Googleの検索からは見つかりません。
どなかたよい事例があったら教えてください、よろしくお願いします。

 

 

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IFをたずねて:17 共同活用

2019年03月27日 | 忘れかけていたこと

関数をなるべくややこしくしないために、ISを名前のあたまにつけた便利に使える関数が数多くあります。

ISXXXXは「XXXXである」という関数で、IFと組み合わせるとIF(ISXXXX,真,偽)「もしXXXXであれば・・・」という関数が出来上がります。

たくさんあるので一つずつ確かめていくことにします。

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IFをたずねて:15 大小比較

2019年03月25日 | 忘れかけていたこと

数値が「より大」の場合は「>」、「より小」の場合は「<」、それぞれの後に「=」をつなげると「以上」「以下」の論理記号になります。

この場合「=」を、うっかりして「>」または「<」の前につなげてしまった場合はどうなるでしょうか。
よくありそうな間違いなら、たぶん親切に直してくれると思います。

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IFをたずねて:14 続々・空条件

2019年03月24日 | 忘れかけていたこと

セルの空白表示には、XY=""、ISBLANKのほかにCOUNTA関数を使うこともできます。

COUNTA関数は、対象セルの範囲に空白でないセルがいくつあるかを数えます。
IF の対象セルが空白のとき戻り値は 0 になるので、COUNTA関数を置くセルに計算値を表示させなくすることができます。
この関数は、論理の裏返しを繰り返すので、ややこしいことが難点です。

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IFをたずねて:12 正確判定

2019年03月22日 | 忘れかけていたこと

パソコンのソフトの多くは、英字の大文字小文字や全角半角の入れ違いぐらいは大目に見てくれるように作られています。
はっきり区別しなければならない場合には、ダメのメッセージを出します。

Excelでセルに不正確な記述があったとき、ダメと判定するにはEXACT関数が役立ちます。

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IFをたずねて:11 空条件

2019年03月21日 | 忘れかけていたこと

セルが空であるというIFの条件には、文字入力形式の""を使います。

この例は、出納帳のいちばん単純な形のものですが、残高の列にはあらかじめ数式を書きこんであります。
加減数式のみでは、金額の入っていない行が入出金ともゼロに計算されて残高金額が表示されてしまうので、入金出金とも""の場合には残高も""となるよう、ANDを組み合わせたIF関数にしてあります。
日付と摘要まで書き込んで金額が確定しない場合にも、残高欄は表示させずにおくことにしたものです。

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IFをたずねて:9 IFとNOT

2019年03月19日 | 忘れかけていたこと

IFがANDでもORでもなければ、判定条件はNOTということになります。

この例は、三つ違いの兄さんがすぐ上にいれば○と表示される遊び用の関数です。
判定セルのいちばん上は、すぐ上のセルが数値でないので「数値はどうした」と判定してくれていません。

NOTの判定なので、偽を○と表示されるようにしてあります。

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IFをたずねて:8 IFとOR

2019年03月18日 | 忘れかけていたこと

IFの判定条件にANDとは逆のORを使う場合を考えてみます。

ANDはあれもこれもでしたが、ORはあれかこれかで、条件がAかBかどちらかに当てはまれば「真」、どちらでもないときには「偽」とする関数です。

この例は、昨日のANDをORに入れ替えただけで、それに意味を求めはじめると頭がおかしくなってきます。

形式上は成立しても実用上の意味はない、還付金が郵送料より安い確定申告のようなものでしょうか。

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IFをたずねて:7 IFとAND

2019年03月17日 | 忘れかけていたこと

IFの判定条件には、一種類のことを何段階にも分けるほかに、別々の条件を重ね合わすことも出てきます。
Aという条件と、Bという条件が、共に整ったときを「真」、一方だけが整ったときには「偽」とする条件設定です。
両方とも整わなければもちろん「偽」ということになります。

複数の論理式をコンマで区切り、かっこでくくった AND(論理式1,論理式2) をIF条件の論理式にします。

関数にも族のようにも見える性格分類ができます。
IFは、論理関数に属するとされますが、ANDもその仲間で、道連れのように使われます。

どこに属するかは分類好きの人の気休めのようなことですから、実用上の意味はありません。
ただし、関数自身が私はこことがよいと選ぶことができないので、国籍よりも厳しさはあるようです。
どうでもよいことを厳しく考えるのは、人間の論理障害と言えるかもしれません。

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IFをたずねて:6 続・複数のIF

2019年03月16日 | 忘れかけていたこと

IFの判定条件が増えたとき、IFS関数が使えない旧バージョンのExcelではどうするかを考えてみます。
そのときは、次のようにIFを順に重ねていきます。

判定を大、中、小と3段階にするには、IFを2段重ねにします。
最初のIFはいちばん大きい区切りで判定し、そこで「否」の場合には次の区切りでまた判定、大にも中にも当てはまらなければ小と判定します。

かっこの数が増えるので、閉じ損ないのないよう注意しないと、間違っていれば計算してくれません。

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IFをたずねて:4 続々々・IFの総本家

2019年03月14日 | 忘れかけていたこと

IF関数の判定条件にはどういうものが使えるのか、洗い出してみます。
1.同じかどうか
2.大きいかどうか
3.小さいかどうか

まだありそうです。
4.大きくも小さくもないかどうか
これを思いつきはしましたが、そんな論理式はIFの条件には使えないと断られました。

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IFをたずねて:3 続々・IFの総本家

2019年03月13日 | 忘れかけていたこと

関数の基本構造のだいじなところは構成要素の並べ方です。

ここにあげた例では、セルB5の値が判定条件にてらしてどうであるかという結果を、セルC5に表示させています。
結果を表示させるセルの場所は、すぐ隣でなく離れたところでも、別のシートでも、別のブックでもかまいません。
関数は結果を求めるのが目的ですから、それを表示させる場所が主の座り場所で、対象セルは相手役でしかありません。

<並べ方の順序>

この順序は約束ごとですから、理屈ではわかないので、覚えこんでしまうより仕方がありません。
 
1.先頭のイコール「=」に続けて「関数名」を配置します。
  関数名は、目的に応じた名前が決められていて、気に入らないからと別の名前にすることはできません。
    ただ、入力するときは半角であれば大文字でも小文字でも同じ名前として扱ってくれます。

2.関数名の右側にはかっこ「(」と「)」でくくった三つの「引数」を半角コンマ「,」で区切って配置します。

3.三つの引数の左側には「判定条件」を入れます。
  この例では、対象セルの値が5より大きいということを判定条件にしています。

4.三つの引数の中央には、判定条件に合っている場合に、どう表示させるかを指定します。

  この例では全角記号で「○」と表示させるようにしています。
  全角記号や文字の場合には、それを半角ダブルクォーテーション「"」と「"」で挟んで読み取らせます。
  「"」と「"」で挟めば、そこにはキーで打ち込めるテキストデータなら何を書き込んでも、スペースでさえも、すべて文字として扱われそのとおりに表示されます。
  
5.三つの引数の右側には、判定条件に合っていない場合に、どう表示させるかを指定します。
  指定の要領は前項の合っている場合と同じです。
  この例では全角記号で「×」と表示させるようにしています。
  
以上をあらためて並べてみるとこうなります。
=関数名(判定条件,合の表示,否の表示)

かっこ内の中央と右側の、結果を表すことを「返す」と呼び、引数は「返り値」あるいは「戻り値」と呼ばれますが、この日本語訳名称は、プログラムを作る人には普通に聞こえても、ユーザーの実用上の理解にはなじみにくいものです。

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