海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

感染症対策をして、辺野古の現場で行動を!

2020-09-14 23:57:29 | 米軍・自衛隊・基地問題

 14日(月)は朝、カヌー11艇で松田ぬ浜を出発した。K2護岸では午前8時15分頃には嵩上げ工事が始まっていて、壁部分の型枠をクレーンで吊り下げ、設置する作業が行われていた。

 1班は平和丸に乗って先に行き、K9護岸で土砂を陸揚げするランプウェイ台船の入れ替えに抗議した。

 2班は自走でK4護岸から辺野古崎、大浦湾まで漕ぐと、航路から入ってくるガット船3隻(marumasa3号、第八高砂丸、神峰)に抗議した。そのあと、大浦湾から辺野古崎側に移動し、K8護岸でのランプウェイ台船の入れ替えに向けて待機した。

 K8・K9護岸ともに8時半前には、土砂の陸揚げが始まっている。K8護岸ではここの所、1隻目のランプウェイ台船は前日からの続きなのか土砂の量が少なく、9時過ぎには終了することが多い。

 この日も午前9時15分頃には土砂の陸揚げを終え、乗っていたショベルカーが台船から降りた。そのあと、1隻目の台船が離岸を始めるのに合わせて、2隻目の台船が接近してくる。

 9時36分頃、K8護岸側にいたカヌー5艇で台船に向かって漕ぎ、埋め立てを止めるように訴えた。

 K8護岸周辺で海保に拘束され、ゴムボートに乗せられて松田ぬ浜に移動した。K4護岸沿いを通っていくのだが、K4護岸では嵩上げ工事が進められていて、午前9時過ぎにゲートから入ったミキサー車が生コンの打設を行っていた。

 嵩上げ工事とは別に、N5護岸とK4護岸が接合する付近でも、生コンの打設作業が行われていた。

 K2護岸でも嵩上げ工事が行われ、ミキサー車が来て生コンの打設を行っていた。

 沖縄県独自の緊急事態宣言が解除されたあと、当面の間、海上行動は午前中をめどに行っている。この日はK8護岸での2回目の台船の入れ替えを待ち、長島で休憩を取った。

 午前11時半をめどに引き揚げたが、それまではシュノーケリングをしたり、海岸の観察などで楽しんだ。

 午後1時3分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。K8・K9護岸から陸揚げされた土砂が ②工区に投入されていた。

 N5護岸とK4護岸の接合部付近では、午前に続き生コンの打設が行われていた。K2・K4護岸では型枠を組む作業が進められていた。

 K2護岸では嵩上げが終わった壁の前に、早速、消波ブロックを積み上げる作業が行われていた。

 午後1時23分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。K9護岸では土砂の陸揚げが行われていた。

 ガット船は神峰が土砂を台船に移し替える作業を行っていた。第八高砂丸、marumasa1号が停泊し、marumasa3号が大浦湾から出るところだった。入れ替わりに栄雄丸が入ってきた。

 朝と午後の2回、ガット船の入れ替えが行われ、土砂の海上輸送が活発化している。自民党の総裁選が行われ、菅が新たな総裁となったが、今後辺野古新基地建設はより強硬に進められるだろう。

 感染症対策を十分に行い、多くの人が辺野古の現場で抗議してほしい。行動なくして工事を中止に追い込むことはできない。

 


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 実家の裏庭で捕獲したハブ | トップ | 安和の琉球セメント新桟橋で... »
最新の画像もっと見る

米軍・自衛隊・基地問題」カテゴリの最新記事