ついでに、畑を耕すための道具についても。。
私はおかげさまで年に二回くらいはトラクターで広い面積を耕すことができます。でも、年間20種類以上の野菜を作ると、必ず収穫時期のずれから、トラクターが入れなくなり、そのときは当然手作業で耕すことになります。古い型の耕運機も使わせてもらった時期があるのですが、隣のおじいさんが亡くなってからはメインテナンスが行き届かなく、動かなくなってしまいました。それと、耕運機の運転って、意外と体力がいります。特に小さな区画で方向転換など、小回りが効きそうで効きません。あれってものすごく重いですからね。もちろん力任せに回転させるのではなくクラッチのON/OFFを使い分けエンジンの力で回ります。でも・・難しかったです。
それでも、いつか私も小型の耕運機が欲しいと思っています・・が、その話はおいといて。
新規に耕すために一番先に持ち出すのは、やはりスコップでしょう。次には

いわゆる、鍬(くわ) 鋼の重いもの。重くないと耕すには不向きです。
普段あまり使っていないので真っ赤に錆びています。
あるいは

”芋ほり鍬”とも呼ばれる三本の歯をもつ鍬。(たしか備中鍬とも・・)
特にこの三本鍬は、適度に深く耕起できるし、芋などの収穫時にも使えるので便利な道具です。ただしスコップにしても三本鍬にしても、荒く耕すだけですから、細かく掘り起こした土の塊を砕く必要があります。鍬の横や背で軽く塊を叩くと砕けますが、おおざっぱにするだけで細かくする必要はありません。次の作業がありますから。
話が飛びますが、畑の土は適度な粒度をもつのが大切で、トラクターによる耕起はその粒度を下げるので、むやみにローター(回転する刃)の回転数を上げてはいけないといわれています。確かにトラクターで耕した畑の土はフカフカで柔らかく感じます。でも細かく砕かれた土は、雨が降り水が引くと土の粒同士がくっつき、カチカチになる恐れもあるわけです。そうさせないために堆肥など有機物をすきこむのです。ですから除草して枯れた草なども(草の種は別として)無理に畑から持ち出すことはないと・・私は考えています。もっとも、これも時期の問題で、雨が時々降る季節は、やはり畑から持ち出したところで枯れさせないと、すぐに生き返ります。ほんとシブトイのですよ。雑草は。
この耕すときに石灰や堆肥を混ぜ込みます。耕す深さはそんなに深くする必要はありません。大根を作るときは別ですが、普通の葉菜を作るなら15cmもあれば事足ります。なんせ手仕事ですからなるべく楽な道を選びましょうヨ。でもたまには”天地替え”と言って深く掘り起こし、底にある土を空気にさらすような耕し方があります。冬場に休ませてある畑なら一番寒い時期1月2月に粗く耕したまま放置しておくと土中の虫を凍死させる(特に春に土から生まれ出てくる虫。たくさんいるでしょう)。というのも理由の一つです。こう言うときこそ、トラクターで少し深くなるようにローターを下げて耕したりしています。
数年前、この天地替えをしていたら野ウサギの子供を二匹見つけました。外はまだ寒い時期ですから家に連れて帰りダンボール箱で育ててみたのですが・・死なせてしまいました。やはり野の者は野に帰すべきだったと反省しています。
一通り耕すと畝を作る必要があります。
続く
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私はおかげさまで年に二回くらいはトラクターで広い面積を耕すことができます。でも、年間20種類以上の野菜を作ると、必ず収穫時期のずれから、トラクターが入れなくなり、そのときは当然手作業で耕すことになります。古い型の耕運機も使わせてもらった時期があるのですが、隣のおじいさんが亡くなってからはメインテナンスが行き届かなく、動かなくなってしまいました。それと、耕運機の運転って、意外と体力がいります。特に小さな区画で方向転換など、小回りが効きそうで効きません。あれってものすごく重いですからね。もちろん力任せに回転させるのではなくクラッチのON/OFFを使い分けエンジンの力で回ります。でも・・難しかったです。
それでも、いつか私も小型の耕運機が欲しいと思っています・・が、その話はおいといて。
新規に耕すために一番先に持ち出すのは、やはりスコップでしょう。次には

いわゆる、鍬(くわ) 鋼の重いもの。重くないと耕すには不向きです。
普段あまり使っていないので真っ赤に錆びています。
あるいは

”芋ほり鍬”とも呼ばれる三本の歯をもつ鍬。(たしか備中鍬とも・・)
特にこの三本鍬は、適度に深く耕起できるし、芋などの収穫時にも使えるので便利な道具です。ただしスコップにしても三本鍬にしても、荒く耕すだけですから、細かく掘り起こした土の塊を砕く必要があります。鍬の横や背で軽く塊を叩くと砕けますが、おおざっぱにするだけで細かくする必要はありません。次の作業がありますから。
話が飛びますが、畑の土は適度な粒度をもつのが大切で、トラクターによる耕起はその粒度を下げるので、むやみにローター(回転する刃)の回転数を上げてはいけないといわれています。確かにトラクターで耕した畑の土はフカフカで柔らかく感じます。でも細かく砕かれた土は、雨が降り水が引くと土の粒同士がくっつき、カチカチになる恐れもあるわけです。そうさせないために堆肥など有機物をすきこむのです。ですから除草して枯れた草なども(草の種は別として)無理に畑から持ち出すことはないと・・私は考えています。もっとも、これも時期の問題で、雨が時々降る季節は、やはり畑から持ち出したところで枯れさせないと、すぐに生き返ります。ほんとシブトイのですよ。雑草は。
この耕すときに石灰や堆肥を混ぜ込みます。耕す深さはそんなに深くする必要はありません。大根を作るときは別ですが、普通の葉菜を作るなら15cmもあれば事足ります。なんせ手仕事ですからなるべく楽な道を選びましょうヨ。でもたまには”天地替え”と言って深く掘り起こし、底にある土を空気にさらすような耕し方があります。冬場に休ませてある畑なら一番寒い時期1月2月に粗く耕したまま放置しておくと土中の虫を凍死させる(特に春に土から生まれ出てくる虫。たくさんいるでしょう)。というのも理由の一つです。こう言うときこそ、トラクターで少し深くなるようにローターを下げて耕したりしています。
数年前、この天地替えをしていたら野ウサギの子供を二匹見つけました。外はまだ寒い時期ですから家に連れて帰りダンボール箱で育ててみたのですが・・死なせてしまいました。やはり野の者は野に帰すべきだったと反省しています。
一通り耕すと畝を作る必要があります。
続く



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