晴耕雨読で住まいを造ろう

都会を離れ農的暮らしをしながら、日々住まいについて考え、家造りを家族と共にDIYで実現させた日記・・その後

耐火レンガの屋外かまどを試作

2012年04月18日 |  外構工事
 私の中で静かなブームのロケットストーブ
この原理を応用して屋外用のかまどを作ってみた。

 材料はあの瓦工場の廃材(耐火れんが)を使っている。耐火モルタルはまだ使わずに、並べ置きしただけ。
レンガ一段に4枚で矩形を作ると、中央に10cm角の煙道ができる。下のほうにロストル替わりに金網を挟み込み、空気取り入れ口に薪を突っ込む。
何のことはない、七輪をレンガで造ったようなもの・・って、何もロケットストーブになってないのだけれど、燃やしてみると思いのほか良く燃える。



そこで今は(オール電化のために)使わなくなったアルミの鍋(φ21cm)でお湯を沸かしてみることにした。
こんな細い薪でもゴーと言うほど燃える。煤は・・やはり出るけど、焚き火よりは少ない。やはり煙道部分がロケット状態になっているのかも。

鍋を置くために小さく切ったレンガを4個並べたが、隙間(高さ)が6cmほどあるのは熱効率が悪い。途中で最上部のレンガ4枚を縦置きにして風除けを作り、鍋との隙間を作るのは瓦の小片を並べてみた。
こんな感じ↓



鍋を置くと、ほぼ胴部分が隠れる。これで熱l効率は高まったと思われる。



薪は横置きにしているので、常に焚口から奥の方へ突っ込む必要がある。本格的なロケットストーブなら、薪を縦に突っ込み、燃えると自重で自動的に薪投入が出来る。まだまだ改良の余地はある。

レンガを積みかえたりしながらも、たっぷりのお湯が25分ほどで沸かすことができた。しかもこんな細い薪で。
これならダッジオーブンを準備すれば何かと楽しめそう。
ワカメを湯通ししたり手打ちうどんをゆがくとか、お湯をガンガン使うときは、この屋外釜戸を使えば気兼ねなしで使えそうだ。もち米を蒸して餅つき・・なんて行事にも使えるけど、いまどき餅つきは・・ねぇ。
煤けた鍋を洗うのは・・・どうせ私だろうけど。。



LODGE(ロッジ) ロジック10.25インチキッチンダッチオーブン L8DO3
クリエーター情報なし
LODGE(ロッジ)



金網で焼く焼肉用には、煙道の一番上中央に適度な大きさの鉄板を設け、熱が広がるように工夫する必要があると思う。最初っから鉄板で焼くつもりならこのままでも良い。もちろんその時は薪ではなく炭を使うけどネ。

同じ仕掛けの動画があった!






という事は、これもロケットストーブと呼んでも良いんだね。



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