goo blog サービス終了のお知らせ 

晴耕雨読で住まいを造ろう

都会を離れ農的暮らしをしながら、日々住まいについて考え、家造りを家族と共にDIYで実現させた日記・・その後

セルフビルドについて

2005年10月04日 | 雑記
 どうも私は、このセルフビルドという言葉に抵抗がある。セルフビルドというと、ばね仕掛けのビックリ箱のように何かボタンでも押したら勝手にパタパタと組みあがる建物のような気がしてならない。でも、セルフビルドで建てた人の家がそうだと言っているのではない(念のため)。 本来セルフ(self)という意味には自分、自己、そのもの、があるが、自らが・・、自分が・・、などの訳はない。だから、ビルド(build:建てる、形成する)を後に付けた和製英語だろう。たぶん。 ”住宅を建てる”は build a dwelling 、”自ら家を建てる”を機械翻訳してみると”A house is built itself.”と表示された(^^;。これもおかしな訳だ。 独自で建設することは、インデペンデントビルド( Independent Build )と言うのが正しいはず(英語に堪能の方の返事を待ちたい)。  でもインデペンデントって言葉は日本人の耳に慣れていないし、文字数も多いのでセルフビルドが一般受けした。スラックスよりパンツ、テレビジョンよりテレビというようなものかな(^^)。 新しいところではDIY(Do It Yourself)をもじり、ビルドのBで、BIY(Build It Yourself)というのも造語としてあった。どちらが日本語として定着するか興味のあるところだが、私はとりあえずDIYのまま使うことにしている。

 下段で紹介する本は Independent Builder(日本で言うセルフビルダー)のための本である。素人向けではあるが、レイアウトに関することからデザインまで、構造や設備の技術的なことも記載してあり、自ら住宅を建てようとする人には参考になるだろう(但し英語)。日本でもこのような本が発行されると良いと思うのだが、なかなか見つからない。

Independent Builder: Designing & Building a House Your Own Way (Real Goods Independent Living Books)

Chelsea Green Pub Co

このアイテムの詳細を見る

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 持家は社会的信用度が上がる? | トップ | 自由な平面 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

雑記」カテゴリの最新記事