秋晴れの続く昨日、淡路島から奈良まで二人で出かけました。
阪神電車と近鉄奈良線が相互乗り入れになったので、車とバスを乗り継いで神戸三宮へ行けば、あとは座席に座ったままで奈良公園の入り口に到着します。
阪神間から奈良方面は、思いのほか時間がかかり、昔、郷里から親などが出てきて案内する場合など、法隆寺などは一日潰れてしまうコースでした。
その意味では、京都観光はコンパクトにまとまっているので、いくつかの名所を回ることができます。
それはさておき、
淡路を朝ゆっくりと出発して、お昼には奈良です。先に昼食をとってから猿沢の池、興福寺、奈良公園内にある国立博物館、そのあとは東大寺へと。
歩数計では1万歩を超えていました。先日の東京見物も1万歩超えでしたから、最近はよく歩いていることになります。
奈良へは二十数年ぶりでしょうか。かすかな記憶しかありませんが、ずいぶん様子が変わっています。
まず、海外のお客さんが増えていること。修学旅行生は相変わらず多いです。
もちろん、鹿さんも(増えたわけではないでしょけど)たくさんいました。
鹿の角切りが終わったあとなので、雄鹿の頭には角がありませんが、小鹿の数が多かったような気がします。
鹿せんべい。
私の記憶では、鹿がお礼を言うように頭を下げてからせんべいを与えるようにと(誰がレクチャしたのかは不明)覚えているのですが、ほとんどの人が、すぐにあげるので、頭を下げる鹿が少なかったような気がします。
少し行儀が悪くなったような・・
それでも野生ですからね、鹿さんたちは。ほっこりする光景です。
それと、東大寺からの帰り、おみやげ物屋の並ぶ参道を、他の見物客を避けながら歩いていると、地元の方でしょうか、箒と塵取りで参道の上に転がったり踏みつぶされた鹿の糞を掃除されていました。
あのような方が居られるので、観光地の美しさが保たれているのでしょうね。
感謝。
博物館は、混雑しない時期を狙ったつもりで、切符を買うまではスイスイでしたが、中はやはり混雑。
ま、急ぐことはないので、流れに身を任せて、ゆっくりと鑑賞してきました。
今回はやはり、『玳瑁螺鈿八角箱』が大人気です。
とても美しい箱でした。
でも、世界中の王家の宝物(テレビなどで紹介される)と見比べると(下衆な発想ですが)、日本の天皇家って、質素だな~と感じました。
ただし、それは残念に思うのではなく、日本の王家(皇室)の美徳であり、誇りに思えることではないかと。
そう感じました。
読み通すには一頑張りが必要かも。
読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
ネット小説も面白いです。
ご紹介ありがとうございます。