jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

HARD BOPな「自然児」ドルフィー ・・・・・ LOOKING AHEAD / KEN McINTYRE

2016-02-12 | ジャズ・as

 

 

 

二人に睨まれると腰を引きそうだが、よく見ると人の良さそうな眼差しではありませんか。

怖いもの見たさ(聴きたさ)で、まだ一葉、一枚でお釣りがきた時代にGet。いまでは諭吉が1~2枚、要る位に出世しているようだ。ドルフィーが入るとその傾向が強いですね。

マッキンタイヤーの奇人、変人ぶり、と言ってもそれほどでもありませんが、それでもドルフィーがまともに聴こえる所がおもしろい。

 

ステディなリズム・セクション(W・ビショップJr.、S・ジョーンズ、A・テイラー)となれば、中身は、モロ・ハード・バップです。どこが‘LOOKING AHEAD’なんでしょうかね。二人も斜め向いているし。

ライナー・ノーツでA・ギドラーはマッキンタイヤーのasを「笑いのアルト」と形容し、‘They All Laughed’ではドルフィーまで笑わせている。

 

B-1の‘Head Shakin'’では、あの‘SPEAK LOW’を彷彿させるビショップの長めのソロを受け継いだドルフィーの奔放なasが聴きもの。

この後、徐々に独自のカラーを濃くしていくドルフィーですが、この頃の方が「自然児」として生き生きしたプレイをしていたのではないかなぁ。

 

  

 

 

 

こんな一枚が出てきたぞ。

何やて?アルト、フルート、ベース・クラリネット、更にバスーン、ついでにオーボエ・・・・・・・・・・

ケンさん、そりゃやり過ぎでしょ!チンドン屋じゃあるまいし・・・・・・・・・・・

 

  

 

 

「こらっ!」、睨まれちゃいました。ヤベェ。

今度、正座して聴いてみます。

 

 



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