土岐アウトレットの帰りにGetとした三千盛(みちさかり)純米大吟「悠醸」。
「三千盛」と言えば、酒通の間では知らぬ者はいないほどの「辛口派」ですよね。ずっと以前、会社の先輩から聞いた話では、かって、ある文豪が東濃地方を旅した時、旅籠で出された酒に「おぉー、こんなうまい酒があったのか!!!」と驚嘆したのが、この「三千盛」だそうです。
それ以来、文壇の間で一躍知れ渡り、原稿の締め切りが迫ると「先生、これを一本!」と出版社が届け廻った、というエピソードまでもあったようです。
そのエピソードの真偽はともかく、この話を聞いた直後、あるステーキ・レストランに入ると、幾多あるアルコールの品書きのトップを「三千盛」が飾っており(日本酒はこれ一つだけ)、しかも、「世界で一番、美味しい酒」とのコメントまで添えられていました。ちょっと出来過ぎと思われるやもしれませんが、ホントの話で自分自身も驚いた位です。
この「悠醸」は日本酒度が+11ですので、やはり辛口ですよね、でもその名の通り、なんか大らかで滑らかな舌触りとのど越しが出色ですね。「美味い!!!」です。
何故か、シムスの‘COOKIN'!’を思い出しました。‘Autumn Leaves’、サイコーですよね!