母の遺品を少し整理していたら、こんな懐中時計が出てきた。
米国Waltham社製のもの。恐らく、母が実父の形見として貰っただろう。
裏蓋を開けると、シリアルNo.が刻まれていたので、ちょっと調べてみると、1906年(明治39年)製と解った。
Walthamの懐中時計と言えば、アメリカ第16代大統領リンカーンも愛用した当時の人気時計ですよね。
外装は所々、サビが出ていますが、内部はご覧の通り全くと言っていいほどサビもなくキレイでした。
ひょっとして動くのかなと思い、リューズを捲いててみました。オォー、ちゃんとムーブメントが動くではありませんか!
プチ・サプライズですね。
Walthamの懐中時計は世界中にかなり大量に出回ったようで、特殊なものを除くと、それほど価値があるワケではなさそうですが、現代時計にはない「味」がありますね。
大切にしてみよう。