今回の生還の立役者の1つが「ヘルメット」。
キノコみたいに見えるから「キノコる」って言葉もあります。
事故の前はこんな発砲スチロール「魚の入っている箱と一緒じゃん!」と頼りなく思えて本当に役にたつのか疑問であった。でも一応きちんと被っていた。
しかし、今回の事故で見直しました。感謝しました。ありがとうございました。
もし、被っていなかったら死んでいた可能性高かったと思います。
メットをよく観察すると今回の事故の様子がある程度推測できる。
まず損傷している部分はA右側頭部、B後頭部、C左側の三箇所。
A右側側頭部、ここは加害者の車の運転席のピラー(フロントガラスの窓枠)に衝突した衝撃で凹んでいます。
ピラーの白い塗料が付着しています。
(ぶつかる直前まで前傾姿勢保っていたのがよくわかります、斜めについている。)
衝撃でパックリと割れています。
B後頭部、ここが何でボッコリ凹んでいるのか不思議でした。
メットの尖った部分が平らに凹み、下部は断裂しています。かなり大きな衝撃を受けている様です。
よく見ると砂利の瘢痕。
つまり側頭部が衝突した後に後頭部から地面に崩れ落ちたと推測できないでしょうか。
Cは直接的な力でなくA、Bの衝撃による変形にともなう2次的衝撃力による損傷かな。
A、Bの部分を強打したのは明らかです。
もし、メットがない状態でこの部分(側頭部、後頭部)をピラー、地面の硬い部分で打ち付けて傷つけていたら、、、
頚部からの出血だけでも辺り一面血の海で凄かったのに更に側頭部、後頭部からも大量の出血、下手したら頭蓋骨骨折、etc・・・
意識も完全に飛んだままだったかもしれません。(意識はぶつかる直前まではあり、その後気付いたら救急車の中でした。暫くは意識が飛んだ状態でしたが。)
あーーーーーーーーっ!、突然だけど、コレを書きながらついさっき意識が飛んでいる最中の事を少しだけ思い出した。それは救急車の中でハッキリ意識を取り戻す直前の事です。
何故か必死で上半身を起こそうとするのだが救急隊員に押し戻され起き上がれず、「ウォーッ」と大声をあげてさらに起き上がろうと暴れまくり、救急隊員に何人かががりで押さえられ、それでも必死に・・・・そのうち体に力が入らなくなり動けなくなり大人しくなったのでした。多分自力で仕事場に帰るつもりだった気がします。その後、しばらくして落ち着き段々自分のおかれている状況がやっと把握できてきたのでした。
緊急手術中は完全に意識がある状態でした。時計を見て「あー仕事始まっちまう。やばい」とか思っていました。口も動いたので横にいた医者に「すみません、実は○○の○○と言います、忙しい時に大変申し訳ないのですが電話して午後の人はキャンセルするように伝言してもらっていいですかぁ?」とお願いしたのであった。そこで初めて私の素性がわかり、母ちゃんに連絡がついたのである。
ホントにメットのおかげで大きな損傷は頚部だけで済んだ事で、医者も頚部の処置に集中すれば良い状態だったのも幸いだったと思います。
昨日、救急車の真後ろに丁度いた車の中にいた人の話が聞けた。
救急車に運ぶ所であったが、上の服は血で真っ赤だったらしい。 「高校生に見えたそうである。」
そういえば、、、入院中に掃除のオバちゃんが毎日病室を清掃してくれていたが、「どうしたの」と聞いてきたので事故った事を「かくかくしかじか」でと説明した。
「そう、大変だったねー。で、どこの高校なの?」って聞かれたっけ。笑。
点滴でむくんでシワ消えてたのかしら。
しかしこれをみるとホルメッティの重要さがわかりますね。
衝撃をうまく逃がすためにここまでボロボロになるんでしょうかね。
キノコる重要さがわかる写真です。
絶対死んだか、生きていても障害があったと思います。今ごろ病室で首から上だけ動く状態だったでしょうね。
ツールの選手とかは練習等では自己責任で被らない事があるそうですが、一般人は絶対被らにゃ損ですね。
やりましたね~♪
羨ましいです~
しかし!本当に、キノコっていて生キノコって本当に良かったですよ~
キノコみると怖いわ~~~~~
おキノコ様。
新しいメットを物色中です。
キノコ様を神棚にまつらなくてはなりませんね~
先生が、御無事だったからフザケテいられますが…
一歩間違えれば…大変でしたよね…