■■■Take the 'R' Bike■■■

『R自転車で行こう!』・・・R(ラバネロ)号に相応しいローディになるべくR(ロード)の「道」を修行中の40半ば♂。

退院しました!

2008年07月16日 | 事故orz

本日無事退院しました。
処置している内容から言えば先週金曜日には退院してもいいくらいだったのですが、一応「重症」でしたから。

「ナースコール」、今はこんな形なんですね。
一回も痛み等で呼ぶ事はなかった。しかし、これはベッドサイドにぶら下げて、ちょっと何かのはずみにボタンに触れたら作動してしまうので、寝ている時によく肘が当たって「スミマセーン。orz。」と謝るハメになった。昔の卵型の方がいいかも。

「食事台になる収納」の隅に何やら、ポツーンと・・・

「ロキソニン」です。
手術を受けた日に患部でなく、肩等がきつい気がすると言ったら「ロキソニン2錠」いただきました。
その夜に1錠服用したら、朝までグッスリ眠れました。
で、残り1錠は「万一痛くなったら飲もう」とすぐ飲める位置に貼り付けていました。
・・・・結局退院まで、そのまま使いませんでした。

さて、退院はしたら仕事。って月曜から仕事しています。ただ指に受傷しているのでその部の処置は必要です。
縫合が必要な程、裂けて開いていた傷も随分落ち着いていますがまだ完全ではありません。
月曜から「湿潤療法」の処置をしております。
【準備する物】
●サランラップ
●医療用テープ
・・・・だけです。全部で300円くらいでしょうか

下で患部を洗い(消毒は絶対しない!)、患部に合わせてラップをカットします。

後は動かないようにテープで止めるだけ。

市販されている「湿潤療法用」テープも買いました。、、、一枚100円以上!
こちらは一回つけたらそれが最大5日つけっぱなしでいいそうです。
しかし、仕事でグローブを日に何度も付け替える事が多いので毎日交換したいのが心情。
とりあえず、経済的に優位な「ラップ」で昨日までやってみたが、以前なら「バンドエイド」を貼ってやっていたのだが、それだと途中で患部が痛くなっていたものであるが、それがなんと、痛みが全然ない。きわめて良好な経過である。


・・・・「湿潤療法」凄い!


術後1週間経過・・・抜糸

2008年07月15日 | 事故orz

さていよいよ明日は退院です。
昨夜も子供が「パパが帰ってくるまでは寝ない!」と寝なかったそうです。
・・・・多分、、、、もっと夜起きていたかっただけの気もします。
退院1日前となり、今日は保護シートの交換だけでなく「抜糸」でした。
そして保護用のパッドもとり外されました。
傷口になにかテープ錠のものを貼り、その上にラップ状のものを貼る。
この状態でシャワーOKだそうです。こりゃ快適になるなぁ。
抜糸しながらDrの会話が聞こえました・・・
『移植が必要かと思ったけど・・・』
欠損部が大きかったみたいですね。

まだ顎下部、頚部上部に腫脹があります。

シワはシートを引っ張っているからです。

よーく見るとテープ状のが傷口に乗っけてあるのがわかります。


なんかサラミみたいに見えますね。


術後まだ一週間たってないけど・・・仕事!

2008年07月14日 | 事故orz

もはや現在の姿を見られると、重症で入院していたんだといっても誰も信じてもらえない状況になっています。
「ホントに重症だったのぉ・・・」と不思議な顔をされます。
術中の写真見せると今度は「なんで歩けるの」と不思議な顔をされます。
一粒で2度美味しいグリコのキャラメル状態。。。

今日の朝の回診の時に主治医から、「一応」あさって、今週の水曜退院って事にしてくださいと言われました。
私の身体の治り具合からだとすでに先週金曜、三日目での退院でも本当によかったそうです。
(三日目(術後二日目)ですでになんの投薬、点滴もなく、消毒するでもなく保護シート取り替えるだけの通院で大丈夫な処置だったから・・・・
入院ってのは、形式的なものだったのです。)
まあ、私のほうとしても、頚部、全身打撲の他に「肺挫傷」もあるので一応容態が急変とかしたらいけないから、、、
入院(夜に泊まりに行くだけ)が安心でよかったのかなと思います。
肺挫傷も治療方針は「放置」ですけど・・・
しかし、今回の大きな怪我で私の服用した痛み止めはたったロキソニン1錠だけ。
私が痛みに強いからであろうか・・・・いや1つだけ心あたりがある。

今回の治療のキーワードは「放置」かもしれませんね。
血管、筋肉の損傷はそのままではさすがにまずいので「縫合」するかもしれません。
が、擦り傷、切り傷等に関しては以前と全く違う対応になったとは聞いていたがその方法が私に合ったのかもしれません。(以前とは言っても今回が初めての大怪我です。大学時代に習った知識とはって意味です。)

昔はケガ(擦り傷や切り傷)には消毒。 最近の流れでは「傷の消毒は厳禁!」で、ガーゼや吸収パッド付絆創膏(いわゆるカットバン)を当てるのも良くないと言われているのは知っていたが、実際自分の身体で体験した結果、、、
本当に傷が早く、綺麗に治る気がする。痛みも全然ない。


昔の傷(創)の治療法・・・
× 傷は消毒しないと化膿する
× 傷は乾燥させる(濡らしてはいけない)
× かさぶたができるのは傷が治りかけている証拠
  ってのは迷信、間違いなんだということなんです。


湿潤治療、ラップ療法うるおい療法などと呼ばれる新しい創傷治療法 が今回私にも使われました。
閉鎖湿潤ラップ療法っていうと、簡単にやるには傷を水道水できれいに洗って、あとは傷を乾かさないようにラップ(クレラップとかサランラップなど台所用のふつうのでOK)で被って、縁をテープで留めてやるだけ。あとは毎日傷とそのまわりを水洗いしてラップを交換していけばOK。ただ傷を湿潤環境においておくというだけで、特別な薬を使うわけでもなく、通常よりはやく、そしてきれいに痛みもなく傷が治ってしまいます。かさぶたができないというのも大きな特徴で、かさぶたに関係した肌の突っ張りや、かさぶたが剥がれて再出血ということもないそうです、、、(出来た部位は実際あるけど。)
このやり方のポイントは・・・
■消毒は絶対にしないこと
 消毒薬は要は細菌(細胞)を殺す"毒"であるから、人間の正常な細胞に対しても毒性があります。傷を消毒するということは、傷を治そうと活躍している人間の細胞をも殺すことになり、かえって傷の治りが遅くなります。消毒で傷が滲みて痛いのは細胞が悲鳴を上げている状態であり、はっきり言ってキズの消毒なんて痛いだけ損です。 ただし水で傷口は綺麗に洗う必要があるのは当然。
■傷は乾かさない=湿潤状態を保つ
うるおい療法のもうひとつのポイントは、その名のとおり傷を乾かさないこと。
傷からは傷を治すために必要な成分が含まれた創傷治癒には非常に重要な滲出液が出てきています。そこにガーゼを当ててしまうと、必要な成分が吸収されて乾燥してしまい、自然治癒効果をなしません。そこで、ラップ等の水を通さないフィルムを当てて周りをテープで留めることでキズを常に湿らせた状態にし、人間が持っている自然治癒能力を最大限に活かすことができるというわけです。


んーこれが痛みがなかった要因のような気がします。
はー無事仕事できました。


 


 


右手!

2008年07月13日 | 事故orz
ホントに絆創膏貼っただけなんですorz。
しかもそれでほぼ治っちゃったし。


緊急手術の首の縫合が終わった後・・・
先生「終わりました」
私「・・・先生、ここ裂けてるんですけどぉ」
先生「・・・あっ!とりあえず何か貼っとこう」
(私『何かってorz』)


で翌日の処置の時も指の処置はしなかったので、翌々日の首の保護シート交換の後に・・・
「スミマセン。ここ(指)は、、、」
先生「あっ!」
(私『忘れてたのねorz』)

しかし縫合が必要なほど裂けてたのが傷口が縮小して、結局絆創膏でよくなってた。


今日は腫れもひきました。
指の怪我はここだけ。よって仕事可能なんです。
夏場でも指先まであるグローブしていて大正解でした。

病院食

2008年07月13日 | 事故orz
昔から一度は悲劇のヒロインよろしく入院したかったから、今回願いが叶った。。。
しかし、1日目で飽きた。
ずっと寝ている事が苦痛!
手術したその日の夜にはもうベッドに起き上がり、部屋の椅子に座ってました。
翌日の朝にはもう点滴の台をゴロゴロおして病院内を散策。
先生、看護師は目が点でした。

意識はあったから術中からオシメさせられたのわかった。
管をつけましょうかときかれたので即お断りした。
あー子供と一緒かよぉトホホと思ったが、頑張って自力でトイレに行き、オムツは汚さずにすみました。
早速、翌朝からは普通のパンツにしました。


しかしこの病院の食事は美味しい。
このトレーの真ん中の線で温かいモノ、冷たいモノがきれいに別れて出てくる。
配膳台に温かい部分は温め、冷たい部分は冷やす。そんな工夫がしてあった。
今日も完食!

事故の顛末!

2008年07月13日 | 事故orz

あの世の入り口で門前払いをくらってトボトボ帰ってまいりました。(もちろん自転車でさ)
経過は良好です。
命があっただけでも幸いなのに仕事に支障をきたす事はないのはラッキーだったと思います。

事故の発生は7月9日(水曜)昼休みでした。
いつもの様に安全ベスト等は装着していたのですが事故にあってしまいました。
場所はこーんな見通しのいい所です。

仕事場まであと何百メートルって所でした。しかし慢心はありませんでした。
この道路は国道のストレートで皆スピードを出して急ぐのがわかっているから。
しかし、 「赤いの場所にさしかかった時に、対向車線を向こうから走ってきた
トラックが急にウィンカーもなくコチラに曲がって来て・・・・×の位置に倒れてました。
まだ交差した道路の手前の位置でぶつかった状況ならこちらに少なからず慢心があったのかもしれません。
が、この位置(「赤い交差した道路を殆ど渡りきった位置)は完全に向こうが急に曲がってこないとありえない場所です。
本人曰く、、、「目が見えていない」だそうで・・・・トホホ。

洗いながしてあるけど、血の跡がかすかにわかると思います。
事故直後に近所の人が通りかかって「赤い自転車」があった。
と言われたそうです。私のは「銀色」・・・きっと辺り一面真っ赤だったんで、その印象だったんでしょうね。


事故にあった事は不運でした。
が、これほどの事故で命があり再び家族と話せ、子供をこの手に抱けた事は・・・・幸せです。
外頚静脈断裂、頚部筋肉損傷・挫滅・欠損、頚部皮膚損傷・挫滅・欠損、全身打撲・・・
重症だったんだから。

もう少しずれて動脈やっていたらその場でOUTでした。

野球の首を完全に覆うアンダーシャツを着ていなかったらもっとザックリやっていたかもしれません。
骨折も一箇所もないのも早く復帰できる要因です。
きっと、不幸の中でもかき集められるだけの「ラッキー」はかき集められたのでしょう。
7月9日(水)13時 緊急手術、夕方には起き上がれる。
7月10日(木)   酸素吸入器外す、午前中のCT検査に歩いていく。昼食からは経口食。
7月11日(金)   午前中に点滴外す、傷口のドレーンも撤去、外出許可。
7月12日(土)   外出、外泊許可・・・・
実際、緊急手術の後の処置らしい処置は、翌々日までの点滴(抗生物質も)までです。後は1日一回傷口の保護シートの交換のみです。飲み薬は一切ありません。痛み止めはさすがに手術当日「ロキソニン1錠」だけ飲みました。
傷口の痛み等はありません。食べる時に左側顎関節が痛いのと一部首の可動域に痛い部分がある、右側顔面部に打撲による軽度の近く麻痺を認める程度です。
点滴、経口食両方とっていたから体重がやや増が気になるかな。

今日あらためて、主治医の先生と今後の事をお話しましたが当初の予定では入院は3週間以上だったそうです。
首の筋肉は駄目かもしれないが、とりあえずは命を助ける事だけを優先したとの事。
・・・しかし、現状では、、、入院している意味ないよねって事でした。


多分、明日から外出という形で仕事再開だと思います。
お騒がせいたしました。


心の栄養補給

2008年07月07日 | 育児・家族・自分・日常

子供も随分成長ましたが、毎日笑わせてくれます。

ちょっと下痢気味で肛門周囲が炎症で真っ赤になっていたので
風呂上りにママが薬をつけ様と「モーッって(四つんばいに)してごらん。」
口で「モーッ」って言ってました。

もう暑いので毛布をクリーニングに出してのですが、
昨夜、寝る時に子供がお気に入りのプーさんの毛布がないとぐずり始めた。
クリーング屋にあるのでどうしようもない。
「しーっ、雷がゴロゴロいっているよ。静かにしていないと見つかっちゃうよ!」
雷が大嫌いなのですぐに静かになった。
3分もしないで寝たのか動く気配さえもなくなった。
ママ「あれ、今日疲れたのかなぁ、すぐに寝たねぇ」
・・・寝ていませんでした。自分でタオルを顔に被せ息を殺してじっと一人で耐えていました。(涙

昨日、砂場で一緒に遊んでいた時の事。
「目にゴミが入ったー」
とかけよってきました。目の周りを拭いてやり
「(目を)パチパチしてごらん!」と言うと・・・
手を拍手する様にパチパチ叩きだしました。

ホントにかわいいもんです。
この子らの為にも頑張って健康の為、自転車に乗るぞ!
(やっぱり自転車かい!)



30キロ以下はインナーギア!

2008年07月01日 | 自転車練習日誌(1年目)

7月の練習に向けてのおさらいは済んだ。
さて実際の7月の注意点は以下の通りである。
殆ど復習事項であるが・・・。(ほぼ今までやって来た事が間違いがなかったのは嬉しい事である。)
が、若干発想の転換的な事が必要である。
スピードが30キロまではインナーギアで行う
●インナーギアで30キロ以上になったら、リア16より重いギアは使わずにその時はアウターギアにしてリアはロー側で調
5月22日、24日、26日、27日の記事で既に「常用ギア比」を決めている。
『【基本事項の確認】
ここで基本事項を確認しておく。
●たすきがけはなるべく使わない操作をする
●「42固有ギア」「53固有ギア」を使いやすい様に操作する
●基本ギアは通常「42-17(ギア比2.47)」
●ミドル走では「53-19(ギア比2.79)」』
その中で平地の場合の・・・
「53-19」(ケイデンス100の時35.5キロ)でいいと思う。状況、場合によっては「53-17」 (ケイデンス100の時39.6キロ)くらいになるかな。』

は毎日クリアしているので問題はない。今回変えるのは練習コースの最初の登り勾配の部分①目標「32キロ」に設定している部分である。ここは山から吹き降ろしの向かい風になる事も多く、特に一周目はまだエンジンもかかっていないので「30キロ」以下になる事が多い。しかしその部分でもフロントギア「53」を使用していたのだが、その部分では「42」を主に使用する事になる。 「タスキがけを避けるギア」で考えても同様の選択になるのであるが、「スピード30キロまでインナー」とシンプルに考えた方が楽だ。
●苦しくもなく楽でもなく息が弾む程度の一定ペース
●普段から回転数を体感

●大腿内側がサドルに軽く接触している事を意識
今まで練習の途中でペースを落として調整する事があったが、それを一切なくしてやってみる。ただし、アップとクールダウンは別である。回転数に関してももう少し完璧に回転数がわかる様に意識してやってみる。


7月の目標!(初心に帰る)

2008年07月01日 | 自転車練習日誌(1年目)

7月になりました。
早く梅雨明けしないかなぁと毎朝天を仰いでおります。
毎日、天気予報が変わっています。朝と夜で全然違う予報になってたりします。
基本は「乗れる時にしっかり乗る」。継続は力なり。7月も先月からの課題を引き続き練習する予定です。
近々、心拍計を買って科学的トレーニングに移行する計画です(今月中には入手予定ですが人気商品で品切れになっている状態で待っている状態です)。
それまで闇雲に練習してももったいない。少しでも理論的な練習に近づけるべく、ネット上で数多く練習についてのアドバイスがあるのでそれを参考に行っていこうと思います。
まず、今月は札幌にある「アティック」というロードレーサー専門店のHPのQ&Aコーナーの練習方法に対する回答をメインテーマにやって行こうと思います。
勿論今までやっていた事、考察して導き出した答えが殆なのですが、再確認、まとめのつもりもあります。

【以下要約抜粋】 ( )内は私の見解、注釈、心の声
まず最初に、できるだけ長い時間、長い距離を走れる基礎的体力が必要ですね
その次にスピードの強弱に対応できる脚質を作っておかなければなりません。
ただ何も考えずに乗っていればいいというわけでもありません。
(何も考えずに時々乗ってる事があるんですよねー。反省・・・)
長い時間を、苦しくもなく楽でもなく息が弾む程度の一定ペースでペダルの回転数を意識しましょう。
(楽なペースだと練習終わった後の達成感がないもんなぁ)
最初は90回転くらいから始めて慣れてきたら100回転を長時間続けられるようにトレーニングするといいですね。
間違っても、重いギアで走れば強くなれるなどという誤った考えはもたないでください。
(はいっ!これは常日頃気をつけてやっています。重いギアは足が太くなってしまうし)
90回転を維持できないならばそれにできるだけ近づけるよう意識した回転数を心掛けて、ケイデンス中心のトレーニングに慣れてください。
速く走れるようになるには高回転のペダリングが絶対に不可欠です。
(高回転のローディを見かけると、やっぱテンポがあるし何より身体がシャープでカッコいいです。重いギアの人の足はなんかなぁ・・・不恰好に見える)

スピードを上げるということは、ある一定の回転数からそれ以上回転を上げられなくなった時に、ギアを一段重くしてそのスピードに対応させるのであって最初から重いギアを使っていればすぐに頭打ちになります。
(乗り始めた最初は重いギアで練習したっけ。確かにスピードが出るけど、、、そのスピードでの巡航は無理だった)
スピードに合っていない重いギアがなぜ駄目なのか、これはビギナークラスのレースを観ているとよくわかります。
集団から遅れている選手ほど、集団内の選手と比べるとその選手は重いギアを低回転で踏んでいるというケースが多くみられますが、その遅れている選手は、(回転数が)頭打ちになっているそれ以上上げることのできないスピードに対応させるために無理して重いギアを踏まざるを得ない状況になっているんですね。その選手も、もっと軽いギアで回転数を上げられる能力があるなら集団から切れることもなかったのです。
じつはこれは心肺能力にも大きく関係します。
先ほどの選手は心肺能力が低いから回転数を上げられなかったのです。
ケイデンス中心のトレーニングは心肺能力を養うことができるのです。
強くなるためには心肺能力と筋力を高めていかなければなりませんが、筋力は心肺能力がある程度の水準になってから
これを逆に考えるといつまで経っても強くはなれません
(ここが一番重要ですねー。「どうしても速く走りたい→重いギア」って気持ちはよくわかります。)
上りも同じですよ。上り坂のトレーニングをする時は最初は軽いギアからはじめて、スピードが付いてきたらそのスピードに合わせてギアを一枚づつ重くしていきます。だから上りのスピードはケイデンスは変えずにギアを変えて対応するんですが、勾配によって変速を小刻みに変えていくときに、今自分がどれだけの回転数なのかある程度判断できていないと、スムーズな変速がちょっとむずかしくなってきますね。重いギアを頑張って踏み続けている時には、変速した途端一気にペースダウンすることもありますから、普段から回転数を体感で覚えておくと、平地でも上りでも適正なギアを使い分けることができるようになります適正なギア、これはすごく大事ですよ。
(「ギアの使い分け=ケイデンス一定」だけでギア比考えておくと楽ですね。まだ回転数の体感が不正確なのでここはしっかり正確にマスターしたい。)

フロントはインナーギアのみに限定して、リアのギア側で調節して回転数を意識したトレーニングを行ってください。
スピードも気になると思いますが、「自分はいま速く走るためにトレーニングしているのではなく、もっと大事な基本をしっかり身に付けているのだ」という意識で、スピードはあくまで参考程度に考えておいたほうがよい ですね。そうしないとロードは頑張れば(重いのを踏めば)速く走れるから、今の必要なトレーニングから外れてしまいます。
ロードでは、ギアの歯数にもよりますが、レースを前提にしたダブルギアの一般的な39枚の場合は、今はスピードが30キロまではインナーギアで行うトレーニングと考えておけばいいでしょう。
(この「30キロまではインナー」もシンプルな考え方でいいですね。コレも今回やってみます。)
例えば、100回転で30キロのペースを維持しようと思ったら、ギアはフロント39枚、リアが16枚です。これは最初はけっこう大変ですね。
(「39-16」のギアって・・・以前決めた常用ギア比にドンピシャリ!)
ですから、100回転を前提にして、30キロ以上出せるまではアウターギアは使ってはいけません
(逆に、インナーギアで楽に30キロ以上を持続できるようになったらリア16より重いギアは使わずにその時はアウターギアにしてリアはロー側で調節して走ります)
(この考えはなかった。コレも今回やってみます。)

このトレーニングは何を意味しているのかといえば、これはまさしく有酸素運動の能力を高めるトレーニングで、先ほど挙げた心肺能力を養うトレーニングになります。
少し専門的になりますが、筋肉に毛細血管をたくさん増やして体内により多くの酸素を取り入れることのできる体質を作っているわけですね
強度の高いトレーニングとは筋肉を微細に傷つけてそれを修復する時に体力アップするわけですが、その修復スピードを高める準備をしているともいえます。
さて、先ほどの「スピードの強弱に対応できる脚質」を作るためにはどのようなトレーニングをしていけばよいのでしょうか。
これは、有酸素運動の能力が高くなってから、今度は無酸素運動域で行う強度の高いトレーニング、わかりやすく言えば、苦しくきついトレーニングをインターバルで行うとこのような脚質を身に付けることができます。
強度の高いトレーニングを行っている最中は、体内では乳酸が大量に発生しますから、それに対抗して筋肉が稼動し続けることができるようにすること と、発生した乳酸を酸素で速やかに除去すること、そして運動能力の高い選手がなにより凄いのは、その乳酸をエネルギーに再活用するシステムが優れていることなんですね。
ですから酸素をいっぱい取り込める有酸素能力をしっかり養ってから今度は乳酸に耐えられる、耐乳酸性のトレーニングを行うことで、高いレベルの運動強度を持続できるようになるわけですね
(心拍計きたらコレもやっていこうと思う)
『注意点』
●乗車中は腕を突っ張らずに(手でハンドルにもたれ掛からないように)、常に腰に重心を置くようにペダリングする。
●レバーを握ってのライディング中は手首を肩からレバーへの中心線上に置いて、上腕を効率良く使えるよう手首を絶対外側に開かないよう注意する。ホビーレーサーの方によく見掛けます。
●背中は反らせず、腹筋を使えるよう(力を入れるのではありません)軽くへそを引く
●どのハンドルポジションでも顎は上げない。目線を20?先くらいにおいて路面状況をよく確認しながら走る。
腰まわり、特に大腿の付け根の横の可動している部分を意識してペダリングする。大腿の前側だけではなく後ろ側の二頭筋も使っているという意識です。
●回転中膝が上死点にきた時は膝がトップチューブと平行もしくはやや内側になるようにし、絶対に外側には開かないよう注意する。これはペダルが上死点と下死点にある時、その各々の位置はクランクを回転させる分力が生じにくい点である為、それぞれのペダルの次の移動先に効率よく力点を発生させる事を目的としてペダルを回すためです。またガチャ踏みペダリングは膝をも壊しかねません。大腿内側がサドルに軽く接触している事を意識しましょう。
●ツーリングで俗に言う踵が下がる「アンクリング」のペダリングは避ける。360°の回転中、足首の関節角度は当然それぞれの位置で変わってきますが、足の角度を一定に保ちつつ母子球部分に踏力を集中させながら回している感覚をもつ。
●重いギアは踏まない。平地では最終的にケイデンス100回転を持続できるくらいの回転中心のライディングを心掛け、心肺機能の向上に努める。必要以上にギアを掛けている場合は上体にブレが生じる事も有り得ます。これは良くありません。

・・・長すぎるなぁ、、、しかし、ほとんど今までやって来た事です。
だが特に心がける
要点だけは次回ハッキリとまとめとこう。
(ここで推奨されているギア比が以前決めたのと一緒だったのはちょっと嬉しい。)