管理栄養士Atsukoの日々

 コーチングを用いた栄養・食事相談が得意です。
 専門:透析を含む腎疾患・糖尿病・生活習慣病・栄養教育

誕生月

2008-02-03 04:55:25 | その他
2月になりましたね。

2月は私の誕生月でもありますし、
父親が亡くなった月(10年前)でもあります。

今年も大変冷え込みますが、
私が生まれた30ん年前はもっと寒かったようです。

今では信じられないような話ですが、
明治生まれの祖母は厳しく、
洗濯は近くの川に行ってやっていたと言うのですから…。
妊娠中なのに、冬の冷たい川の水で洗濯をしていた母を想像すると、
ほんとうに大変だったんだろうなと思います。

それに製菓業は、秋から冬場にかけて最も忙しく、
私の母はかなり無理をし、妊娠中毒症で足がよくむくんだと聞いています。
蛋白尿も出ていたとか…。
でも、忙しかったので妊娠中の定期健診もほとんど行っていないというのです。
姉の母子手帳と見比べると本当にそれがよく分かります。
ほとんど何も書かれていないのです。

その当時の産婦人科のお医者さんから
放っておいたら、腎臓が悪くなって透析をしないといけなくなるから、
減塩をするように!と言われたそうです。

当時の透析医療は始まって間もない頃だったでしょうから、
母親自身、よくないうわさを聞いていたのかもしれません。

小さい頃から「透析にならないようにしたい」と
母親が言っていたのを聞いていたので、
子供心に『トウセキ…??』とずっと思っていました。

そんな私が、透析医療に携わるようになったのですから…
不思議なものです。

それから私の母親は、ほぼ無塩の食事を今もずっと続けています。
たまには外食をしたり、赤飯やお寿司やめん類を食べたりしますが、
自分で作るときは、本当に何も味をつけないのです。

さすがの私も、少しぐらい味をつけたら…というのですが、
今までこれでやってきたし、塩を摂ると翌日むくむから…と言います。
もともと、少し腎臓が弱めなのかもしれません。
それで今まで尿検査「異常なし」でやってきたのですから、
本当に頭が下がります。

私の母親をみると
「多量に汗をかく環境でない限り、塩分はそんなに必要でないのだなあ」
と実感します。

父親を早くに亡くしましたが、
母親がこんなふうに食事療法をがんばって継続し、
今も元気でいてくれるので、ありがたいなといつも思います。

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2 コメント

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お久しぶりです。 (えぐ)
2008-02-03 21:00:17
私も先月、また1つ年をとってしまいました。仕事場の若い子が私の年齢を30代だとずっと思っていたらしく、あと、ん年で50だと言ったらびっくりしていました(笑い)。
彼が12月からイライラがひどく会えば喧嘩で、数週間ほど別れを覚悟で全く連絡をとっていませんでした。性格的なものもあるのですが、病気のことも原因のひとつでした。でも、そんな彼も自分から来週、病院で栄養指導を受けてくると言ってくれました。今日、食品成分表と食品交換表見やすく作ったものを渡してきました。食品の調理方法やなぜカリウムやリン制限が必要かまとめたものも。必要なエネルギー量がわかれば私も料理の勉強もできます。一番不安なのは彼だし支えてあげられるのは私だけだし、なんとか頑張ってやってみよう思います。またいろいろ教えてくださいね。
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お元気でしたか? (あつこ)
2008-02-04 20:40:22
こちらこそ、ご無沙汰しています。
30歳代に見られるなんてうらやましい限りです。
私もえぐさんの様に素敵に歳を重ねたいです。
何か秘訣でもあるのでしょうか?

えぐさんの大切な方、ほんとお近くでしたら
お食事のことなどいろいろとお力になれればなあと
いつも思います。

えぐさん、寒い時期ですのでお体には十分お気をつけくださいね。
私でよければ、いつでもお力になりますから…ネ。
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