管理栄養士Atsukoの日々

 コーチングを用いた栄養・食事相談が得意です。
 専門:透析を含む腎疾患・糖尿病・生活習慣病・栄養教育

学生からの要望

2009-11-30 00:11:51 | 仕事
明日は、大学へ講義をしに行きます。

ただ、悩んで知ることが1つ…


それは、先週の講義への要望があまりにも低レベルな要望だったということ

例えば

「教科書の文章の中で線を引くところを教えて欲しい」とか、

「口で説明することが多すぎて、図だけの板書は困る。
 大切なことは、全部黒板に書いてほしい」など…


小学生レベルの要望に、ガックリ来ています。

小3の息子に担任の先生はどんな板書の仕方をしているのか、
授業中に口で説明だけするということはないのか、
自分が大事だと思うことはノートに書き留めたりしているのかetc
尋ねると、

「先生は全部書いたりしない。
 そんなに回数は多くないけれど、自分が大事なことだと思ったら
 ノートに付け加えて書いたりする」と言いました。

小3の子が出来ているのに、
大学3年の子ができないなんて…

(大学の教員を10年以上している)旦那に聞くと
「そういう学生が、最近増えてきている」とのこと…

自分達の要望が正論と思っているのが怖いです。

「ゆとり教育の弊害ではないかと思っている」とも…


大学は、自主的に学ぶところであって、
小学校ではないのですがね…
ただいま、モチベーションが少々下がっています。

遅いので寝ます。





早々、忘年会

2009-11-28 22:01:44 | 子育て
今日は、娘の所属しているミニバスケットの同級生の親子で
忘年会をしました。

お昼間に、バスケの試合があり、
その後、お好み焼き屋さんで行いました。

たくさん食べて飲んだのですが、
一家族4000円弱とリーズナブルなお値段でした。

一週間後にも試合があります。
それで今年のバスケットの公式試合が終了です。


来年はいよいよ6年生。

コーチは県大会のさらにその上の近畿大会を目指しているようです。

怪我のないよう来年乗り切って欲しいなと思うばかりです

行政刷新会議

2009-11-27 20:14:40 | 仕事
連日、行政刷新会議の仕分け作業の結果が報道されていますね。

数日前、私の出身大学の講座付きの事務の方と
メールのやり取りをする機会がありました。

仕分け作業で、科学技術費など研究費の削減、廃止されましたが、
その影響が教授の研究にも出てきているようで、
かなり精神的に参っているとのことでした。

予算を見込んで、次の研究内容も決めていることでしょうから、
研究が計画通りに進まなくなる可能性もありうるかもしれません。

講座を率いている教授の立場からすると、
頭の痛いことでしょう。

今の講座の教授は、私が修士課程2年の時に
助手で着任された先生で、
私は先生にDNAやmRNAの抽出方法など
いろいろと教えて頂いたご縁で今も親しくさせて頂いているのです。
(今とは全く違うことをしていました


私には、今回の仕分けの結果については
よく分かりませんが、
一応、大学で細胞培養などを行っていた身から述べさせて頂きますと
研究に使われる試薬や器具、計測機器などは
とても特殊ですので、値段がかなり高いものが多いのが現状です。

高額な試薬を使うときなどは、
「これは、1ml●万円だから慎重に使うように!!」と
よく先生から注意を受けたものでした。

それに計測機器などは、高額なものなら、
机に乗るような大きさでも家が1~2軒建てられる値段になります。

そういった点から、
科学技術費用については、ゆっくり時間をかけて
いろいろな面を評価して、慎重に決めて頂きたいな…というのが
私の個人的な意見です。

早くも11月終わりですね

2009-11-25 16:54:29 | 仕事
今年も残り1ヶ月余りになってきました。

でも、ありがたいことに、まだまだ大きな仕事が4つ、
そして東京への出張が1回、
大学の講義が6回残っています。

すべてこなして、
早くのんびりとしたお正月を迎えたいものです

今から、もうひと踏ん張りして、
コーチング研修の内容を決めようと思います

栄養指導ではなく相談の場にしましょう!!

2009-11-17 22:01:05 | コーチング
大学の栄養教育論演習で、栄養相談の模擬をしました。

クライアントは演習を受けている3回生の学生で、
自分自身の健康で不安がある部分についての相談内容でした。

コーチングの手法を取り入れた私の栄養相談を見た学生の感想は、

「栄養指導は、自分の持っている食の知識を患者さんにこちらから伝えて
それを実行して貰うという方法かと思っていた」

という内容が多かったです。


栄養カウンセリング、栄養教育という概念が
言われている今日この頃においても、
学生の中にこのような気持ちを植えさせてしまう原因は
どこにあるのでしょうか??

「栄養指導」という言葉が、
そういうイメージを持たせてしまうという意見もあります。

診療報酬の規定書にも「栄養指導」という言葉が使われていますし…。


今のところ「指導」に代わる言葉は、「相談」でしょうか…。


「双方向のコミュニケーションが取れる管理栄養士を育てる」

それも私のミッションの1つです。


でも、やりたいことがたくさんあって、
なかなか自分の栄養相談室を持つ夢に近付けないのが
今の悩みです