管理栄養士Atsukoの日々

 コーチングを用いた栄養・食事相談が得意です。
 専門:透析を含む腎疾患・糖尿病・生活習慣病・栄養教育

うれしい悲鳴!

2012-06-15 14:49:04 | 仕事
来月上旬に行われる近隣小学校のPTA親子クッキングに
100名の応募があった!と教育委員会の方から連絡がありました。

本当にありがたい限りでうれしい悲鳴を挙げています!

今回は「発酵いらずのおやつパン」

やっと材料の配合が確定しました。

夕方、小学校の担当の先生と打ち合わせ予定です。


週末ごとに試作を重ねる母の横で
試作のパン生地を使ってキャラクターパンの作成をしながら娘曰く、
「楽しい職業やね」と。。。

管理栄養士も製菓衛生師もホントよい職業と思います。

「食べること=生きること」につながる日々のことですから、
とても大切で、人に喜んでもらえるよい職業だと思います。

先はどうなるかわかりませんが、
娘は今、お菓子作りに興味があるようです。

もぐもぐ、ごっくん!離乳食研修会終了

2012-06-14 23:59:09 | 仕事
子育てサークルをお世話して下さっている県民局の福祉課のK様にお声かけをして頂いていた
「あかちゃんとママの食育と離乳食」と題した会が無事に終了いたしました

お食事のお話は、いろんな方にさせていただき
教室を主催したことも多々ありますが、
離乳食のお話をさせていただくのは初めてのことでした。



このお話が来たときに思い出したこと

それは大学時代の調理実習担当のO先生のお言葉

調理技術が未熟な私達学生に対して、

「みなさんがそんな調子で調理しているようでは、
あかちゃんを連れたママ達に離乳食のお話なんかできませんよ

あかちゃんが退屈してしまって
大変なことになってしまいますよ!!


その当時の私は、ん十年後、ママ達とあかちゃんの前で話をすることになろうとは
想像もつかず、そんなもんなのかな~と呑気に聞いておりました

O先生、すみません


O先生の言葉を思い出し、あかちゃんが退屈しない間に
テキパキとポイントを押さえてお話をするということに気を使いました。


またあかちゃんの月齢にばらつきがあるということをお聞きしていたので
まんべんなくお話ができ、試食もでき、

「自宅での離乳食の大きさや固さが適切であるか?」

「きちんともぐもぐ、ごっくん!できているか?」
も確認をさせていただきながら
ご質問にお答えする形式で準備をしました。

私も一応、管理栄養士であり、2児の母

食中毒に配慮して、
今朝、出かける直前に10数年前を思い出しながら、
試食して頂く離乳食を数種類作り
子供達が使っていた離乳食の小分け容器に入れ出かけました。

割と手際よく調理できましたので
O先生に少しは褒めてもらえる腕前になったかも?!です


子育てサークルは、淡路島の温泉街、
洲本温泉にある“淡路島観光ホテル”で行われました。

でもなぜにホテルであるのかしら??と思っておりましたら、
なんと、そこの美人の若女将(クイーン淡路に選ばれたほどの美人です)が
2歳のお子様の子育て真っ最中で
サークルのメンバーだったからという理由でした。

美人ですが、とっても芯のしっかりした素敵な方でした。

ご興味のある方は、
“淡路島観光ホテル”の若女将のブログ(http://ameblo.jp/akh2010/)
ご覧になって下さいまし
キュートな若女将に出会えます


さて話は、ベビー達が退屈しない間に無事に終了し、試食タイム!!

どの月齢の子にも対応できるように試食は、野菜と主菜中心に用意していましたが
気にいってくれるかしら…と少々不安でした

でもナ、ナント!!ベビー達から「もう少し欲しい!!」の泣きの催促があり、
用意していた離乳食がほとんどなくなってしまいました。

固さや大きさをもう少し進めてもよいですよとアドバイスさせていただいたり
ママと親世代のギャップの違いの悩みにお答えさせて頂いたり致しましたが、
やっぱり2児の子育てをした経験があるからこそ、
胸を張ってお答えできる部分が大きく、
My子供達に感謝した1日でした

もう一工夫してみては?学校給食

2012-06-11 23:40:45 | 仕事
中学の娘が最近、お昼に食べた給食について
感想をいうようになりました

一番初めに勤めた総合病院で献立を立てる大変さを
嫌というほど経験してきたので
給食センターの管理栄養士さんとかつての自分が重なり
胸が痛みます。

恐らく、決められた材料費の中で
子供達の必要栄養量を満たすべく、
日々奮闘されているのだと思われます。


しかし、子供の言うことも一理あるとも思ってしまうことが
先週半ばにありました。

その日は帰ってくるなり、
「ジャージャー麺と献立名がついた
見たこともない変な物が出た!」と
すごく興奮しながら話はじめました。

スパゲッティに使われるソフト麺と
めちゃくちゃ辛い味噌味のルーらしきものと
きゅうりの千切りが別々の入れものに入ってきて
きゅうりをどうすればよいのか誰も分からなかったとのこと。

「麺料理なのになんで生のきゅうりがついているの?」
という疑問が子供達の頭をぐるぐると回り
悲しいかな栄養士さんの献立の立て方がおかしい!ということになったようです。

結局、お皿にまずきゅうりを盛り付け、
その上に麺を置き
ルーをかけたとのこと

本当は、きゅうりが一番上なのよ~というと
「うそ。そんな料理が存在するわけがない!!」との一点張り

ルーもカレーのような汁気がなく、
多量の麺にからまず、
当然ながら、きゅうりまで味がつかず
麺ときゅうりの残食がたくさん出たとのことでした
(中学生は、必要エネルギーが高いから麺が多めなの…でも残食が多いと凹みます



給食センターの管理栄養士さんとしては、
「ちょっと目先の変わった献立をいれてあげよう!」という優しさからだったのでしょうが、
盛り付けて食べるのは田舎の子供達

「ジャージャー麺」という料理が想像つかず、
文句が出てしまった。。。という悲しい結果になってしまいました


娘にインターネットで検索した「ジャージャー麺」の写真を見せながら説明をすると
ようやく理解をしてくれ
「栄養士さん、説明した紙を一緒につけてくれたら分かったのに…」と娘

なるほど、そうかもしれないと思いました。

日々の献立作成、発注、厨房業務に追われていると
ついつい喫食者のことを置き去りにしてしまいがち

子供達に馴染みのなさそうな料理には、
盛り付け方、盛り付け完成図or写真、料理の説明等々のプリントを料理と共に1枚つけ
給食委員の子に読んでもらえるようにすれば、
子供達も、理解し見知らぬ料理でも受け入れが良くなり
残食も減るのではないかな…と思いました。

直接学校に出向くことができなくても
少し工夫すれば、プリント1枚で
りっぱな食育をすることができると思います。

「ジャージャー麺、みんな食べたことがないかもしれないけれど中華料理の1つです。
豆板醤という中華料理に欠かせないちょっぴり辛い調味料を使って肉みそを味付けしていますが
きゅうりといっしょに食べるとちょうどよい味になるよう調理しています。

麺の上に肉みそをかけて、肉みその上にきゅうりがのるように盛り付けて下さい。
また食べた感想を聞かせて下さいね。」

プリントをつけるとしたら、こんな感じでしょうか

発信する

2012-06-11 07:57:44 | 仕事
先週末、私のコーチング研修のお世話をして頂いた管理栄養士の方から
「糖尿病療養指導士に合格した」とのメールが来ました。


私のコーチング研修参加を機に
メールのやり取りをし始めた方が割とおられるのですが、
彼女もその一人で、こまめに連絡を下さり、
本当にありがたいなといつも思っています。


彼女のメールには
『合格したからと言って劇的に何かが変わるわけでは有りませんが、
これから糖尿病について関わるときに大いに役に立ちますし
この仕事で頑張っていこうとますます思えるようになりました。

Atsuko先生のようにまだ何かを発信できませんが
これからも勉強していきたいと思います。』とありました。


なるほど…「私は発信している人というふうにみえるんだな」と気付かされました。


自分では、そんな自覚は全くなかったのですが、
気付かせて下さったBさんに感謝です

テレビやラジオのように継続して質の良い「発信をする」ことができるように
やっていかなければいけないな…と改めて思いました