ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

経験したことのない大雨

2012-07-12 | 日々の農作業
九州北部は活発な梅雨前線の影響を受けて
お隣の熊本県、大分県では記録的な大雨で川が氾濫して被害も出ています。
気象台は「経験したことのない大雨」と厳重な警戒を呼びかけています。

地形的にも九州山地のような高い山がない長崎は、
川も短く大雨が降っても長時間にわたらないのが幸いしています。

昨年の大震災、豪雨災害をうけて気象庁が初めて使う表現方法で、
「経験したことのない・・・」と言われると緊迫感が伝わり、
身構えと同時に身を守る方法を頭の中で考えようとする。
地域の大雨による避難を促すための切迫したシンプルな表現だと思います。

明日はガレージセールなのですが、
この天気では出品するかどうか考えています。
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稲に必要な主な養分は

2012-07-11 | 米づくり(にこまる)
稲に必要な主な養分は、チッソ、リン酸、カリ、マグネシウム、カルシウムです。

他にも微量要素として鉄、マンガン、亜鉛、銅、ホウ素、ケイ素などが必要ですが、
これらの微量要素は山から流れてくる水に含まれているので、
とくに肥料として与える必要はなく自然の恵みだけです。



稲が伸びる条件には「光・温度・水・肥料」が関係します。
「光・温度」は自分でコントロール出来ませんが、
「水・肥料」はコントロールできます。



肥料と水が豊富にあれば稲は伸びますが、伸び過ぎも良くありません。
葉が茂りすぎると、下の葉に日光があたらず、お米を作る力は落ちます。
また、草丈が伸び過ぎると、倒れやすくなります。

どちらかと言うと、小柄でがっちりとした、元気な稲が良いわけです。

肥料が効きすぎて伸び過ぎという場合には、
水を落として稲が肥料を吸収出来ないようにしますが、
「特別栽培」では肥料が効き過ぎるということは今までにないですね。

肥料が不足している場合は、
肥料切れになった稲の葉の先から、色が抜けてきます。
こんな場合は追肥を施します。

毎年違う天候に臨機応変に対応して、
稲の生育を水と肥料でコントロールするということです。




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明日から梅雨に逆戻り

2012-07-10 | 日々の農作業
予報では明日から梅雨に逆戻りだそうで、
この梅雨の中休みの間は有効に活用できました。

田んぼは干しぎみに落水して稲にとっては日光浴を、
ジャンボには少しじっとしてもらうことに。

なかなか大きくなれないジャガイモ畑の緑肥には硫安を投入。



トラクターの代掻きハローをロータリーに取り替えて、
苗箱を拡げていた畑2枚、減反地1枚、畑の休耕地2枚を耕起。
これで雑草対策も梅雨明けまで安心。

それからもう一つ大事なことを残していますが、
これは梅雨明けてからでもいいでしょう。
秋作用の種芋の腐敗チェックです。

それにしても今日の長崎は蒸し暑かったです。
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相変わらず緑肥の育ちが悪い

2012-07-09 | じゃがいも(デジマ)
相変わらず赤土畑の緑肥がしけてしまって緑肥の育ちが悪い。



種蒔きと同時に土壌のph矯正で苦土石灰を投入していたのだが、
同じ日に種蒔きした黒土畑に比べても成長していない。





硫安30kログラムを再度投入して様子見ることにした。



黒土畑のソルゴ―はご覧の通りなんですが・・・




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朝の田んぼの巡回

2012-07-08 | よもやま話
この時期にしては素晴らしい晴天となりました。





日差しは夏の日差しに近いが、北風が涼しく心地よい。
低い雲が垂れこめて時折レインシャワーに見舞われた
先日までとは一転して気持ちの良い朝だった。

梅雨前線は九州の南海上南下しており、
これでもまだ梅雨明けではないのが残念だ。



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1週間ぶりの太陽・・梅雨の中休みに

2012-07-07 | 日々の農作業
今朝の長崎地方は大雨の予報だったのですが、
朝から雲の間から太陽が覗く梅雨の中休みに入ったようです。

久しぶりに見る太陽は眩しく、
空も高く世の中が明るく感じます。



補植作業も今日で一通り終わって一段落です。
この時期の長崎は天気がいいと夜8時まで明るいので
午後からが仕事がはかどるんです。

あとは田んぼの水管理とジャンボタニシ対策が残っていますが、
もうこれもあと暫らくです。
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田んぼの補植作業再開

2012-07-06 | 日々の農作業
田植え後間もなく二週間。田んぼに入ると稲はすでに活着し
葉は伸びて風にたなびく姿はにこまる特有の風景。

成長しているのは稲だけではなかった。
残念ながらジャンボタニシも成長しているんです。

しかも畔ぎわだけでなく真ん中ほどまでウジャウジャ。
すぐさま排水口を開き田んぼの水を落としたが
明日の未明は大雨の予報。

このままだと次はタニシに食べられた跡を補植する羽目になったりして・・・
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今年もきょうから籾ご飯

2012-07-06 | よもやま話
いえいえ、籾のまま炊くわけではありませんよ。

わが家の今年の自家消費用の玄米の在庫がなくなり、
きょうからは籾の状態で保存していたお米を食べることになるわけです。





この高温多湿の梅雨以降に食べる自家消費用のお米として
一昨年からやっていることなんです。
籾で保存すると玄米保存より劣化が少なくほぼ新米に近いのです。

とはいってもこの時期に籾摺り機を引っぱり出すのも
かえって機械の清掃が面倒なだけなので「コイン」に持ちこんでいます。








一般的に籾から白米まで精米するのに35%減が目安のようです。



しかし、「にこまる」の場合歩留まりがよく、
42kgの籾を持ち込んでちょうど30kgの白米が出来あがりました。
目減り分(籾殻と糠)は正確に28.5%と3割以下ということになります。

残りの籾の在庫から計算すると、
白米に換算した場合3袋半、100kgの在庫、
あと今年の新米まで3か月余、ちょうどいいんじゃないでしょかね。

ちなみに籾摺り+精米の料金ですが、
表示は35kgまで600円だったので追加コインを準備したのですが、
42kgを600円で終わってしまいました。



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ジャンボタニシとの格闘も待ったなし

2012-07-05 | 米づくり(にこまる)
除草剤を散布していることもあり排水口を閉め切っており、
しかも、先日からの雨で水かさは増しているため、
ジャンボタニシにとっては絶好の棲家となっている。
さらに好物の早苗は食べ放題というわけだ。



なんとか早めに駆除しないことには、
畦ぎわのコンクリートに登り赤い卵の塊を産み付けて、
どんどん増殖して畦の近くの早苗は食べ尽くされてしまう。



みすみす食べられるのも癪に障るじゃないですか。
田んぼの水を落として浅かけにしていると
ジャンボタニシの活動は鈍って食害の心配も少なくなる。



ジャンボの食害も早苗の時期をクリアさえすれば、
次は雑草も食べてくれるので本当は味方なのかもしれない。
一概に駆除ばかり考えてもいけないのでは。

西日本に生息するこのジャンボタニシは、
上手に付き合う方法を考えればいいんですよね。



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残りの田んぼへ除草剤散布

2012-07-04 | 米づくり(にこまる)
きょうは残りの田んぼに除草剤の散布に向かう予定。

時折降る雨は梅雨末期を思わせるような強い雨。
九州北部大分では被害が出るほどの雨が降ったようで、
相変わらず空模様は怪しいのだが・・・



使用薬剤  
ゲットスタージャンボ(特別栽培用)  300g/10アール

水溶性のフィルターの袋に入っており、
田んぼに投げ込むと袋が水に溶けて中の薬剤が水面に広がり、
2~3日放置することで除草効果を発揮する。

先日散布した殆どの田んぼは午後の大雨で水かさが増したため、
除草効果はほとんど期待できないかもしれない。
その時はその時でまた考えることにしよう。

こういう時期は従来の粒剤タイプで水に沈むのを選ぼう。



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