ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

穂肥の投入

2020-08-18 | 米づくり(にこまる)
暑い暑いと言っているうちにもう8月も後半。





あと十日もすれば「にこまる」も出穂期を迎えます。





そこで、田んぼではこの作業が必要になるんですね。
それは穂肥(追肥)の投入です。

マニュアル的に言えば、
二十日前と十日前の2回に分けてとなっています。

1回目は穂の粒数を増やし、
2回目は粒の充実を図るという目的。

そうは言ってもこの猛暑の中で、
一気に投入することも不可能なので、
2回目の穂肥(実肥ともいう)にあわせて集中投入です。

この玄米を充実させる実肥だけは必須なんですね。

ところでその投入するタイミングと量ですが・・・

毎年、穂肥投入の現地研修会が実施されるのですが、
今年は新型コロナウイルスの関係で中止。

一般的に量はイネの葉色を見て判断し、
時期の目安として田んぼから一本のイネを抜き取り、
幼穂の長さを確認する方法があります。





この幼穂の長さを確認と言っても細かい手作業が必要に。

田んぼから抜いたイネの茎を縦にカッターで割いて
幼穂の長さを確認するという方法です。

小生、これがなかなか上手くいかず失敗が多いんですね。






ちょうどいい穂肥のタイミングのようです。






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2 コメント

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Unknown (raraotome)
2020-08-18 11:16:26
そんなタイミングがあるんですね。
田んぼには、ノータッチのお気楽バァバァです。
ご苦労様です。
この猛暑には、くれぐれもお気をつけて下さい。
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raraotome (atcchin)
2020-08-19 17:04:25
こんにちは。
きょうは危ないところでした。
熱中症一歩手前?こんな感じかなと思ったところで撤収しました。

最近では一発肥料が普及していますが、
その地、その年の気候に合わなくなっているという話も聞かれ、
昔ながらのアナログ的なやり方ですが、
これが一番の適期に適量を施す方法なのかなと思っています。
また、最近ではカプセルというか溶けたカスが環境問題になっているとも聞きます。

しかし、この猛暑の中での作業は辛いし危険、
広い田んぼは一発肥料も検討せざるを得ないような状況です。
返信する

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