ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

過去最高の収量になりそうです

2012-10-19 | 米づくり(にこまる)
にこまるを栽培して6年目。
初めて百姓の夢「反当たり10俵」を達成しました。



今まで3枚の田んぼを刈り取ったうちの2枚が、
1反当りの収量が玄米10俵(30kg袋20袋)を記録。
残りの1枚も9俵オーバーの好成績。

「特別栽培」では農薬と化学肥料を50%削減しての栽培で、
夢の達成は無理だと考えていました。

その分、有機肥料で栄養分を補う必要があり、
一番身近な稲ワラの還元がありますが、
わが家の稲ワラは毎年、畜産農家の方がすべて買い取られていきます。
近くであれば堆肥と交換という契約の形もとれるんですが・・・

そこで昨年の稲刈り後、
お米の副産物、籾殻、米糠、を田んぼに戻して
鋤き込んでやるのと同時にイネの切り株も
微生物が分解し易いように今年の春までに何回も耕起してやりました。

これが今年の土づくりですが、
もう一つ拘ったのが穂肥散布のタイミングです。

にこまる生産者組合主催の「穂肥の検討会」へも参加し、
「にこまるの」生みの親でもあるS氏にも相談に乗って頂きました。

そこで、今年は例年より約4~5日ほど穂肥の投入を遅らせたのです。
つまり、出穂のちょうど1週間前ということです。

遅くなることで食味が損なわれる可能性もあるということで、
一種の博打に近かったのですが全ての圃場で実施しました。

また、今年は数個の台風が東シナ海を北上し、
ハラハラさせられましたが幸にも直撃は避けられ、
色んな面で条件が良かったのでしょう。

ただ一つだけ残念なのは最後になってのウンカ被害。
一緒に同じ地域で百姓している以上、
お互いさまなんですが、何の話もないのは非常に残念だ。


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平成24年産特別栽培米「ながさきにこまる」
生産見込み数量に達したことで、一旦締め切っていましたが、
実際に半分ほど刈り取った段階でかなりの収量アップが
見込めそうです。只今、追加受付中です。
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