ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

特別栽培米の防除

2019-08-11 | 米づくり(にこまる)
わが家の米づくりは、すべての田んぼが特別栽培。

農薬、化学肥料を50%以下に抑えた栽培です。

種モミの消毒は農薬ではなく微生物農薬を用いています。

薬剤使用としては3回だけ。

田植え前に苗箱に直接散布する箱粒剤。
中干しが終わった頃に散布する粉剤。
最後は穂が出そろった頃にカメムシ対策の粉剤。

使用薬剤と量、及び時期も決められており、
収穫と同時にポジティブリスト(栽培履歴)の提出を求められます。


きょうはその1回目の防除作業。

事務局長(愚妻)に代わって関東地区推進本部長(愚息)が加勢にはいってくれた。

事務局長にとって頼りになる助っ人の登場だ。

気温も上昇してくる10時作業開始。

田んぼの水はお湯と化しておりまさに足湯さながら。

汗が額からひたたり落ちる。

暑い中で体力的にもいつまでこの防除作業出来るものだろうか。





最近、当地ではこのフラッグをよく見かける。
無人ヘリによる防除田んぼの表示である。

ちなみに白色が特別栽培で、赤色(慣行栽培)と区別されている。

近頃、高齢化により無人ヘリによる防除が増えていて、
このフラッグが立てられていないところがむしろ珍しいぐらいに。

ただ、依頼箇所が増えるに連れて、
期間が必要になるため適期に散布できないというデメリットもある。

また最近、周辺の店舗や集合住宅の開発が進み、
当地もご多分に漏れず防除作業を始めとして
米づくり自体が肩身の狭い思いを強いられてきているのです。





 ←クリックで応援をお願しいします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする