新鹿山荘控帳

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台風一過、宮ヶ瀬ダム調節放流を!

2012-06-21 18:02:22 | ウオーキング
一昨日、夜12時までが東京地方での台風の峠ではなかったでしょうか。密封された家でも、どこかから風が入ってくるのでしょうか、時たま部屋の空気が動いていました。猛烈な雨も12時で終わりました。

さて各地で川の水位が増加しているとのニュースがありました。神奈川県最大の宮ヶ瀬ダムが、調節放流しているはずと行ってみました。もちろん山道の崩落には注意が必要ですから、遠回りして開かれた町場の方から近づきました。
10.10.02日に同じように調節放流の取材をしています。興味がある方は、そちらものぞいてください。

神奈川県西部にある宮ヶ瀬ダムは、副ダムとして下流に石小屋ダムを持っています。宮ヶ瀬ダムの放水をさらに調節する役目を持っています。


石小屋ダムの 自由越流です。宮ヶ瀬ダムの放流水は膨大なエネルギーを持っていますの、石小屋ダムがその勢いを弱める役割も持っています。


自由越流提の上を乗り越えていく水の流れです。これはこれですごい迫力です。谷底に水音が響いています。


宮ヶ瀬ダム本体を望みます。ダム天端まで290メートルあります。
遠景ですが、堰堤中ほどからと、下部との2ヵ所から放流されています。
放水口向かって左側の、白い塔が見学用エレベーターで標高差150mです。当然この日はダム堰堤自体が地響きを立てていましたから、エレベーターに乗った時はスリルがありました。


堰堤下部、第1発電所手前から利水放流されています。洪水調節で下流に放流されます。主放流管は直径2.6メートルあります。
ブリッジ上の人と大きさを比べてください。迫力がすごいです。あの人たちはたぶんびしょ濡れです。


洪水調節を目的とした、高位常用洪水吐設備からの放流です。


放流管は直径3メートルもあります。観光放流の時とは、全く桁違いの迫力があります。

ダムに関する数値や施設の目的などは、相模川水系広域ダム管理事務所発行の「豊かな水と安心につつまれた暮らしのために・宮ヶ瀬ダム放流設備、ダム管理設備」を参考にさせて頂きました。


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