新鹿山荘控帳

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濱義之「院内刑事 フェイク・レセプト」

2020-03-17 18:02:51 | 読書
久し振りの濱義之です。長いシリーズが終わり新しいのが始まらないかと待っていたのです。本小説は数日前に購入したのですが、発行日は2月14日です。本好きの私としたことが発行日を1ヶ月も過ぎているのに本書の発行に気が付かなかったなんて恥ずかしいです。さらに言いますと実はこの日、濱義之の別の新刊「動脈爆破」を買いに行ったのです。購入後色々調べているうちに、本日紹介の、院内刑事が先月発売されていると気が付いたのです。さらに追加で申しますと、シリーズ3作目ですが1作2作に新装版が発売されているのです。濱義之で購入している私としてはもう少しで購入してしまうところで、ぱらぱら見ているうちにあれと?思い見直すと新装版だったのです。そんなことで本シリーズは油断しておりました。

【物語】
川崎殿町病院リスクマネイジメント担当顧問の廣瀬知剛が主人公の、大型病院での危機管理をテーマにした小説です。最新鋭の大型病院であるが故の諸問題、患者だけではなく病院内部の問題や経営まで現在抱えている、あるいは将来発生するだろう諸問題に対しての処置や対策が生々しい事例と処理の過程が紹介されていきます。
当然小説ですから舞台となり巨大病院は主人公の活躍で危機を乗り越えていくのですが、実際世の中で運営されていく病院ではどうされているのか気になります。また登場される医師の皆さんも立派な医師と表現されていますが、わたくしが常日頃診察治療していただいている医師の皆さん、そのお顔を想像しながら読み込んでしまいます。
本小説は、現在話題の感染症が登場する前に書かれたと思いますので、その辺は全く使われておりません。次作に期待したいところです。
本日最終回のTBSの「恋は続くよどこまでも」のロケ地?の病院に一昨年入院したことがある私としては、病院はある意味身近な存在なのです。

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