新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

「大和言葉」をやめて「俳句教室」を購入したわけ

2015-02-22 17:17:17 | 読書
文春の「ベストセラー解剖」書籍紹介欄で最近取り上げられたのが、「日本の大和言葉を美しく話す」1400円東邦出版 です。
この欄はあまりベストセラーとしては注目を浴びていないが、ひっそりとじっくり売れている良書を紹介するコーナーです。
何冊か購入しておりますが、当然なかなか街場の書店では購入するのが難しく往生しております。
本書も無理だろうと念のためアマゾンで検索するとありました。もちろん内容が確認できませんが、予備として欲しいものリストに登録しておきました。
都心の大型書店で見かけれな内容を確認できるのですが。

ところがです本日立ち寄った、最寄駅のスーパーの書店に置いてあるではありませんか。文春で取り上げられたので、増刷したのでしょうか。
ぱらぱら立ち読みしてみました。どうも物足りません。
私の文章に時々登場すると思いますが、平岩弓枝の「御宿かわせみ」で「かわせみ」の女主人るいや娘の千春、女中のお吉などが使う女言葉の上品な江戸言葉と言いますか、昔の町人の上品な言葉が好きです。

その中でも好きな「さぞかし」が載っていないのです。ざっくり編集されておりもっと情報量がほしかったとも思いました。いつもの癖で「また今度」のカテゴリーンに登録です。

この本の隣に全く偶然ですが、これまたあれば買ってみたい本と気にしていた、夏井いつきさんの「超辛口先生の赤ペン俳句教室」1300円朝日出版社 があるではありませんか。
知人に俳句に師匠がおりまして、昔からやってみないかと勧められておりました。なかなか挑戦することができないのですが。
その環境で「献句」の儀式?を見ることができました。
御存じのとおりこれはTBSの「プレバト」の一コーナーですが、大変面白く毎回チェックしております。その次に好きなコーナーは「料理盛り付け」です。ついでですが。



番組内での添削を文字起こししているのですが、先生のきつい添削が目に浮かびお茶を飲みながら読了しました。これから合間を見て一つ一つの作品の添削を勉強したいと思います。
最終章に秀作が6句紹介されていますが、そのうち2句があのピース又吉の作です。「火花」の騒ぎが偽りではなかったのではと、納得したのです。

両方の本が100円違いだったことも買い換えた理由として否めない事実であります。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春を待つ・・・ | トップ | 水を飲む「オシドリ」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

読書」カテゴリの最新記事