新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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「篠山城」見学報告

2020-01-15 18:02:11 | ドライブ
念願の「鼠草子絵巻」を見学した後、同じく主人公家族が篠山城を訪れ丹波篠山藩青山家の家臣団と交流を持ち、城中の剣道場で藩士の剣術を鍛えなおす物語を読んで、ぜひ篠山城を見学したいと同じく熱望していたのです。
歴史美術館から歩いて20分くらいでお城につきます。
篠山城。国史跡。
1609年、家康が山陰道の要衝に築城を命じたものです。藤堂高虎が縄張りをし、普請総奉行を池田輝政が務めたものです。築城当初から天守閣はなかったのです。小説では青山家4代当主青山忠裕の時代となっております。
では入城から。

内堀を渡って大手門から入城です。奥に大書院の屋根が見えます。

内堀と犬走。犬走は全体を囲んでいるそうです。


大手門から中門付近。

奥が大書院。二条城の建物を模したといわれる木造建築として規模壮大です。藩の公式行事に使われたそうです。戦争中に焼失。現在復元されており見学できるそうですが、残念見学せず。

二の丸御殿跡と左手に大書院。

城跡のパンフレットを頂かなかったので、設置された解説板で。以下同様。

二の丸御殿の発掘調査について。古絵図をもとに、当時の部屋割りを御影石で区切ってあります。各部屋に名称があります。

「御不断之御間」こんな具合です。

城趾の南端から二の丸御殿跡と大書院を見る。

本丸と天主台について。

小さな天守台からはるか八上城跡を望む。八上城と確認しないで見当をつけて撮影したのですが、資料と地図から推定しました。この天守台は18メートルの石垣の上にあります。
主人公親子が篠山藩への旅の目的の一つになったのです。一日がかりで篠山城を見学すれば、こちらにも行きたかったです。

天守台の隣にあった青山神社。当然私はお参りしました。正月二日のことで、幕が掲げられています。紋は青山家の「無地銭」です。

最後に篠山城整備計画図を。
最後までご覧いただきありがとうございました。

後、こんなものがと思われる発見のおまけがありますがいずれ。
コメント
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