新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

閑な話「針のない赤い羽根」と「ピカピカの十円硬貨」

2016-10-14 18:02:38 | 閑居閑語
○赤い羽根の話
お味噌が切れておりましたので、昨日例の味噌の卸店に参りました。既に報告済みの「王熟」と「香吟粒」をまた買いました。
お店を離れるときに、奥さんが赤い羽根をくれました。例のまとまった台紙から1本はずして呉れたのです。
どうもと言ってお店の前であれっと思いました。


針がついていないのです。外れたかと思って裏を見ると、


シールが付いているではありませんか。

店に戻って奥さんに聞いてみると、最近はこんな風になっているとのこと。たぶん小さな子供にとっては、羽についている針は危険だと、クレームがついてのでしょう。
帰って調べてみると、かなり以前からこのようなシール方式が導入されており、ネットでも少し前に話題になっていたようです。
この季節、駅前で子供たちが大声で募金を呼び掛けているのを見ると、ちょっと違うなと最近はつい敬遠しがちでした。
珍しモノ好きの私がこんなことを知らなかったとは、残念な気持ちで駅まで戻ったのでした。

○ピカピカの十円硬貨
さて味噌屋さんの最寄り駅に戻ってきました。この私鉄の駅は各駅停車しか停車しない小さな駅です。この日も各種急行が3本通過して行く始末です。
実はこの日うっかりして、PASMOを持って出るのを忘れ、久しぶりに切符を購入しました。
160円ですので10円硬貨が4枚お釣りとして出てきました。見るとそのうちの2枚がピカピカです。もう十月です、やっと平成28年の硬貨が出回ってきたかと見てみると、なんと昭和59年発行の硬貨です。


昭和59年は32年前です。どうも変です。
改札口の駅員が暇そうなので声をかけてみました。
私『200円で160円の切符を買ったら、お釣りの中にこんなきれいな10円硬貨が入っていた。券売機のお釣りにこんな硬貨を用意するのですか?』
駅員『お客様の投入した硬貨を再利用していますから、たぶんその中に入っていたのでは』
と言う解答でした。

そこで疑問が。
①なんでもない普通の硬貨をこんなきれいな状態で保存しているか。またその硬貨で切符を買う人がいるか。
 思いついたストーリー。
「この硬貨が発売枚数が少なくて価値があって、それを保管していたご主人が亡くなって、奥さんがそれを知らずに使ってしまった」こんな話はどうですか。
②さらにもう一つ。
硬貨の再利用と言っても、券売機の硬貨入れにバラバラ入るわけですから、それをまたお釣り用の箱の入れ直したら、支払われたお釣りとして2枚続けて出てくる確率はどのくらい?
どうも不思議な1日でした。まだ昭和59年の10円硬貨の価値は調べていません。 
コメント
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