新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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「伊東深水展」に行ってきました

2011-11-15 18:02:22 | 芸術鑑賞
「伊東深水展」に行ってきました。日曜日のNHKの日曜美術館の今週のアートシーンで紹介されていた、平塚市美術館です。
月曜休館ですから今朝早く出かけました。

さて平塚には、相模川河口と平塚港があります。先に周辺撮影してから午後から美術館の予定を立てました。
5時起きで7時前には平塚新港に到着しました。が、低く垂れこめた雲で、あたりは暗くさらに北風が寒く、庄三郎丸の店の前を通って浜まで出たのですが、めぼしい鳥はおりませんでした。ただ、「オオバン」と「ヒドリガモ」がかなりいたのには驚きました。

結局7時前に撮影をあきらめ、平塚駅に戻り十時開館に合わせて遅い朝食で時間調整としました。

10時ちょうどに美術館に到着したところ、なんと9時半会館だそうでがっくりです。日曜日放送で休館開けの火曜日、混んでいるかと思いましたが早かったせいかまだ空いていました。
「伊東深水」はなぜなのか昔から好きな画家で、長野の水野美術館でも数年前に楽しませてもらいました。

今回の展示は平塚市美術館の開館20周年記念展で、100点以上の代表作が展示されていました。長く所在不明だった作品や初公開の作品も展示されています。
14歳の作品から有名な「娘道成寺を踊る吾妻徳穂」や「菊を活ける勅使川原霞女史」まで、新版画22点、南方風俗スケッチ21点まで、3周巡るほどに十分堪能しました。

図録は高いので普段購入しないことにしていますが、今回は記念として買ってしまいました。
昭和47年の三越での展覧会の図録(新古書店で2冊購入)を今見ていますが、39年前の出版ですからカラー頁も少なく色も悪く、隔世の感がしました。

午後から晴れてきました。平塚八幡宮は七五三で賑わっていましたよ。

コメント (2)
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