新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

山ヒルとクマとどちらが恐い!!

2011-11-09 18:04:48 | ウオーキング
丹沢山塊にはシカが多数生息しておりまして、その関係でしょうか哺乳類の血を吸う山ヒルが異常発生しています。
その状況の一端を「11.07.24日、東丹沢の山ヒル対策」で報告いたしました。山ヒルは4月から9月が要注意期間です。

さて先日宮ヶ瀬ダムの春の木丸ハイキングコースへ出かけました。このコースは湖畔から登れる手軽な90分くらいの、尾根筋のコースです。
ただ尾根筋を登って降りるだけのコースで、急といえば急なコースです。
登り始めて10分くらいでしょうか、突然パウチされた掲示が木に留めてあります。


登山口にはコース案内看板があるのですが、そこには貼ってありませんでした。どうするかかなり悩みましたか、登る続けることにしました。
ザックには念のためにと以前から、クマよけの鈴を入れておきましたので、早速ザックに取り付けました。でも音が小さいようでクマに聞こえるかとても心配になりました。
ザックのどこに附けたら一番音が出るか、数歩歩いては取り付け場所を変えてみました。どれも気に入りません。右手にカメラ、左手で鈴をはじいて登りました。

そこで目に入ったのが木の幹に附けられたこの傷です。

二本、三本と並んでいるのが気になります。クマの爪の研ぎ跡でしょうか。恐怖でしょうか、ピントが合っていません。
ぞーっとしてきました。気のせいか、鳥の声がしません。近くに大型の獣がいると、小動物は静かになるとドキュメンタリーなんかでやってたような。
クマよけ鈴を、ザックから外し、ブルゾンの左袖のストラップに取り付けました。腕を振るたびに、そして意識的に振る事で鳴らすようにしました。
私のクマよけ鈴は、ホームセンターで買った偽物です。尾根筋を歩きながら、山形か岩手の専門店のクマよけ鈴を、買わなくてはと歩きました。
いつも何人かのハイカーと遭遇するのですが、この日は誰とも会いませんでした。

山ヒルのシーズンが終わったと思っていたら、今度はクマでした。昨年も、今頃クマ出現の警告が出ていた記憶があります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする