新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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「無人ドライブ」私もみた!

2008-11-07 17:48:44 | ドライブ
昨日のニュースで面白がって採り上げられていた、「無人ドライブ」。私も見たことがあります。私の場合は、「本当に無人」でした。車内を見たのですから。

二十年位前の冬の午前中と思ってください。場所は郊外の住宅地。市全体が郊外の丘陵地に作られ、都心に通勤するサラリーマン向けの新興住宅地です。

住宅地の中央を走る片側二車線、中央に緑地帯のある広い道を先行の車と2台走っていました。平日の昼間、冬でしたから他の車は走っていません。静かな午前中でした。

丘陵地の中央でしたから低く、左右の住宅地の敷地は高い所になっています。前日からの雪で車道脇には雪が残っており、歩道にはまだ雪がありました。

左側の旧家の門の中から、車がバックで出てきました。門をとおり歩道を渡って、一旦停車をするかと思いましたが、停まりません。バックのまま車道に出てきて、右側車線、追い越し車線にバックで走ってきて停まりました。

右側車線の私の前を走っていた車は、当然警戒してスピードを緩めていましたが、まさか車道へ出てくるとは思っていなかったのでしょう。停止した車に追突してしまいました。

私も減速していましたので、左の車線変更し、ゆっくり事故の脇を通過しました。

なんと、バックで出てきた車には、「人が乗っていません」。運転者が居ないのです。昨日の話と違い、低速で走行しながら車内を覗いたのですが、無人です。

目撃者証言でもしてあげようと思いましたが、市役所の入札が控えていたため、そのまま走り去ってしまいました。

入札後、改めてその事故現場を通過しましたが、何もなかったように静かな住宅地に戻っていました。

その後良くこのことを思い出します。

Pブレーキを甘くして敷地に止めていた乗用車が動き出し、そのまま歩道を下り、車道へ出てきたのではないでしょうか。

人に話しても中々信じてもらえないお話です。
コメント
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